用語辞典

用語辞典

フィットネスやダイエットに関する用語をいくつかご紹介します。

ア行

亜鉛(あえん)

100種類以上の酵素に含まれる必須元素です。
タンパク質や糖質、脂質の代謝に関与するので、亜鉛が不足すると細胞の生成が滞ってしまいます。
そのため、皮膚や骨格の発育・維持が遅れます。
また、性ホルモンをはじめとするホルモンの活性にも影響を与えます。
最近では、ダイエットによる亜鉛不足で若い女性に味覚障害も急増しています。
アルコールをたくさん飲むと亜鉛の消費が増大し、亜鉛不足になるので、気を付けたほうがいいでしょう。
亜鉛を多く含む食品は、カキ・和牛・豚レバーなどです。

アクチニジン(あくちにじん)

タンパク質分解酵素です。
キウイフルーツに含まれています。
肉や魚と一緒に食べたり、デザートとして摂取すると、消化吸収を助け、胃もたれや胸やけ、消化不良を防ぎます。

アスコルビナーゼ(あすこるびなーぜ)

キュウリやニンジン、カボチャ、バナナ、リンゴなどに含まれている、ビタミンCを破壊する酵素です。
しかし、酢や酸をかけたり熱を加えたりすると、この酵素は働かなくなるので、野菜サラダにするときには、酸味のあるものをかけて食べるとよいでしょう。

アスタキサンチン(あすたきさんちん)

エビ、カニ、イクラなどに含まれている赤い色素です。
強い抗酸化作用を持ち、活性酸素を抑制します。
悪玉コレステロールが血管にこびりつくのを防いだり、すでにこびりついたものを取り除く働きもあります。

アスパラギン酸(あすぱらぎんさん)

非必須アミノ酸のひとつです。
野菜のアスパラガスから発見されたアミノ酸です。
窒素やエネルギーの代謝を高めるため、疲労回復の効果があります。
また、有害なアンモニアを体外に排出する作用もあります。
アスパラギン酸を多く含む食品は、かつお節・湯葉・高野豆腐などです。
しかし、アスパラギン酸を取り込んで元気づくがん細胞もあるので注意が必要です。

アップルフェノン(あっぷるふぇのん)

リンゴに含まれているポリフェノールの仲間です。
ヒスタミンの遊離を抑え、アレルギー症状を改善します。
活性酸素を除去したり、メラニンの生成を抑える働きもあります。

アディポサイトカイン(あでぃぽさいとかいん)

脂肪細胞から分泌される生理活性物質の総称です。
内臓脂肪型肥満になると、分泌調整不全となります。

アディポサイトカインには善玉と悪玉があります。
 悪玉アディポサイトカイン
  PAI-I 血栓を作りやすくする
  TNF-α インスリンの働きを妨げる
  アンジオテンシノーゲン 血圧をあげる
 善玉アディポサイトカイン
  アディポネクチン 動脈硬化を防ぎ、インスリンの働きを良くする

アディポネクチン(あでぃぽねくちん)

脂肪細胞から分泌される生理活性物質(アディポサイトカイン)の一つ。
近年、動脈硬化や糖尿病を防ぐ善玉物質として注目を集めています。

動脈硬化は、酸化LDLコレステロールを取り込んだマクロファージ(白血球の仲間)が血管の壁に沈着し、プラーク(病巣)となります。
結果、血管壁が膨れ、血管が詰まりやすくなるのが、粥上動脈硬化です。

アディポネクチンは、
 傷ついた血管を修復する
 マクロファージの血管の壁への沈着を抑制する
 マクロファージが酸化LDLコレステロールを取り込むことを抑制する
などの働きを持っていることがわかってきました。

さらに、アディポネクチンは、糖尿病を防ぐ働きもあります。

アディポサイトカインは、肥満に伴って脂肪から分泌量が増えますが、アディポネクチンは脂肪が増えると分泌量が低下します。
ダイエットによって、内臓脂肪を減らすことにより、アディポネクチンの分泌を正常化することができます。

ウェルネス倶楽部では、定期的なアディポネクチン検査が可能です。

アテローム動脈硬化(あてろーむどうみゃくこうか)

大動脈、脳動脈、冠動脈など、比較的太い動脈に、アテローム性プラーク(粥種)ができることです。
動脈の内側に血液中のLDLコレステロールが沈着します。

アリシン(ありしん)

にんにくの強烈なにおいのもとです。
強い殺菌作用でウィルスや細菌から体を守ります。
NK細胞を活性化し免疫を強化してがんを撃退します。
アリシンが分解されてできる含硫アミノ酸にも、発がん性物質や体内の有害物質を取り除く働きがあります。
また、ビタミンB₁と結合してできるアリチアミンは、体内に長くとどまって疲労の回復を助けます。

アルギニン(あるぎにん)

非必須アミノ酸のひとつです。
体を活性化し免疫機能を強化する成長ホルモンの合成にかかわります。
体の脂肪を燃やし筋肉を強化する働きもあります。
アルギニンを多く含む食品は、高野豆腐・湯葉・大豆・ごまなどです。
成長期の子どもがサプリメントなどで過剰摂取すると巨人症にかかる危険があります。

アルギン酸(あるぎんさん)

アルギン酸は不溶性と水溶性があり、不溶性のものは、アルギン酸カルシウムです。
ひじきやのりなど海藻類に多く含まれます。
胆汁酸を吸着して排出する作用があり、コレステロールを減らす効果があります。
またナトリウムを排出する作用もあり、高血圧予防に効果的です。
水溶性のものは、わかめや昆布などのぬるぬるのもとであるアルギン酸カリウムです。
こちらも、ナトリウムの排出を促したり、コレステロールを減らす作用があります。

α-リノレン酸(あるふぁりのれんさん)

必須脂肪酸のひとつで、脂肪の分解や蓄積の抑制、LDLコレステロールの抑制などの働きがありますが、過剰摂取すると免疫力を下げる場合があります。
必須脂肪酸は体内では作られないため、食事から摂り入れる必要があります。

アンセリン(あんせりん)

魚や鶏肉に多く含まれるペプチドです。
鶏肉では胸肉に多く含まれます。
疲労物質の乳酸の生成を抑える働きがあるため、疲労回復に有効です。
抗酸化作用を持ち、がんの予防にも有効です。

アンチエイジングドック(あんちえいじんぐどっく)

血管の老化度や、血管の動脈硬化、活性酸素・抗酸化力、ホルモンバランスなどを調べることにより、老化を促進する老化危険因子を調べます。
これらの老化が原因で起こる疾患や体調不良の予防が目的です。
血管年齢検査、骨年齢検査、筋肉・体脂肪量検査、酸化ストレス度・抗酸化力測定、ホルモン濃度検査などから構成されます。

EMSダイエット(いーえむえすだいえっと)

EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、筋肉が電気で動くという原理を利用して、筋肉を電気で直接刺激し、からだを動かさなくても運動をしているのと同じ状態にする器具です。家庭用に安価なものも発売されていますが、医療用、パーソナルジム用に開発されたものとは効果が異なります。ウェルネス倶楽部ではEMS技術も利用したトリプル痩身機を導入しています。

イオウ(いおう)

イオウは、タンパク質の一種であるメチオニンやシスチンという含硫アミノ酸に含まれます。
ケラチンという毛髪や爪のタンパク質に多く含まれ、髪や爪、皮膚を健康に保ちます。
ビタミンB₁やパントテン酸の構成成分でもあり、糖質や脂質の代謝にも働きます。
その他、有害なミネラルの蓄積を防いだり、細菌感染の抵抗力をつけたり、体にとって不可欠の働きをします。
普段から、タンパク質を十分に摂取していれば、不足の心配はありません。
イオウを多く含む食品は、卵・大豆などです。

イソチオシアン酸類(いそちおしあんさんるい)

イソチオシアン酸類は、DNAの損傷を抑えたり、がんの原因となる酵素の働きを阻害してがんを防ぐ効果があります。
また、発がん性物質を抑える酵素を生み出す働きもあります。
ブロッコリーの新芽には、イソチオシアン酸類のスルフォラフェインが、成熟したブロッコリーの20~50倍含まれていることが判明しています。
わさびに含まれるアリルイソチオシアネートには、強力な抗菌作用があり、食中毒から体を守ります。

イソフムロン(いそふむろん)

ポリフェノールの一種で、ビールのホップに含まれている成分です。
女性ホルモンに似た働きをします。
ホルモンバランスを整え、自律神経失調症や更年期障害の症状を緩和します。
また、血行を促進し、冷え性、肩こり、肌荒れなどを改善します。

イソロイシン(いそろいしん)

必須アミノ酸のひとつで、人の血清中にも存在します。
成長を促進する、神経の働きをよくする、血管を拡張する、肝臓の機能を高めるなどの働きがあります。
イソロイシンを多く含む食品は脱脂粉乳・鶏肉・すじこなどです。

イノシトール(いのしとーる)

水溶性のビタミン様作用物質です。
筋肉の中に多く含まれる成分であることから、別名をミオイノシトールとも言います。
脂肪の流れをスムーズにして、肝臓に脂肪がたまらないようにするため、「抗脂肪肝ビタミン」と言われます。
コレステロールの流れをよくして、動脈硬化を予防する働きもします。
また細胞膜を構成するリン脂質の大切な成分でもあり、脂質の多い脳細胞や神経を正常に保つのに不可欠です。
イノシトールを多く含む食品は、オレンジ・スイカ・メロンなどです。

インスリン(いんすりん)

血糖値を下げるホルモンです。
膵臓のランゲルハンス氏島という部分で作られます。

インドール類(いんどーるるい)

アブラナ科の野菜に多く含まれている成分です。
遺伝子のダメージを抑制したり、腫瘍を縮小してがんを防ぐ大きな効果があります。
また免疫力を強化して、体内に侵入した異物をとりのぞきます。
女性ホルモンの過剰な作用を抑制する働きもあるので、乳がん予防にも力を発揮します。
インドール‐3‐カルビノールは、サプリメントにも利用されています。

インナーマッスル(いんなーまっする)

深層筋、コアマッスルとも呼ばれます。
体の奥にある筋肉で、表面にある筋肉(アウターマッスル)が重いものを持ち上げるなどの動作に使われるのに対して、インナーマッスルは姿勢を保つ、関節を支えるなどの働きを持ちます。

ヴァーム(う゛ぁーむ)

ヴァームはオオスズメバチの幼虫の口から出てくる透明な液体です。
17種類の主要なアミノ酸が含まれています。
脂肪の燃焼を促進、糖の燃焼を抑え、乳酸の生産を抑制するので、筋肉疲労を抑えます。
ダイエット効果や、肝機能を高める働きもあります。

ウーロン茶ポリフェノール(うーろんちゃぽりふぇのーる)

ウーロン茶特有のポリフェノールです。
脂肪の分解を促進する働きがあります。
血中のコレステロール値、中性脂肪値を下げるので、生活習慣病の予防に有効です。

ウォーターダイエット(うぉーたーだいえっと)

水を多めに摂りながら食事をすることによるダイエットです。

ウロン酸(うろんさん)

玉ねぎやわかめなどの食物繊維の多い食品に含まれる成分です。
長時間加熱すると、DHCPという強力な抗がん作用を持つ物質に変わります。
シチューやスープなどの煮込み料理として献立に取り入れるといいでしょう。

えごま油(えごまあぶら)

シソ科の植物である荏胡麻(えごま)の種子から採取される油のことです。
必須脂肪酸のα-リノレン酸を多く含みます。

S‐メチルシスティンスホキサイド(えすめちるしすてぃんすほきさいど)

玉ねぎに含まれているイオウ化合物のひとつです。
脂肪やコレステロールの合成を促進する酵素の作用を妨げる働きがあります。
このため血中のコレステロールや脂肪を減らし、脂質異常症や高コレステロール血症などの改善に有効です。

S‐メチルシスティンスホキシド(えすめちるしすてぃんすほきしど)

キャベツに含まれる成分です。
胃の粘膜を保護し、炎症を鎮めて潰瘍の傷みをとるなど、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の症状を改善します。

MRI検査/磁気共鳴画像(えむあーるあいけんさ じききょうめいがぞう)

強力な磁石でできた筒の中で行う検査です。
磁気を利用して、体の臓器や血管を撮影します。
 脳、脳血管
 卵巣、前立腺、等下腹部
 脊椎、四肢等
の検査に有効で、放射線の被曝の恐れがありません。

MMSC(えむえむえすしー)

キャベツに多く含まれます。
胃の粘膜を保護する働きがあり、胃炎や、胃潰瘍、胃がんの予防に有効です。
白血球を活性化してTNF(腫瘍壊死因子)の分泌を促進します。
TNFには、組織を修復する作用があるので、血管を健やかに保つ効果があります。

MMTS(えむえむてぃーえす)

メチルメタンチオスルホネート(含硫化合物)です。
ブロッコリーやカリフラワーなどのアブラナ科やユリ科の野菜に含まれています。
強力な抗がん作用を持ち、がんの誘因となる細胞の突然変異を抑える働きもあります。

MTBI(えむてぃーびーあい)

大根特有の辛み成分で、抗がん作用があります。
また、強い殺菌作用もあり、口内細菌の繁殖を抑える働きもします。

エラグ酸(えらぐさん)

レッドラズベリー、ゲンノショウコ、ユーカリ、ヒシなどの植物に多く含まれるフェノール系の成分です。
発がん性物質の働きを抑え込み、がん細胞の増殖を阻止します。
また、強い抗酸化力も持っています。

エリオシトリン(えりおしとりん)

フラボノイドの仲間で、レモンやライムの黄色い色素です。
果汁よりも皮に多く含まれています。
強い抗酸化作用を持ち、脂質の酸化を防いで生活習慣病やがんなどを予防します。
また糖尿病の合併症も予防するのではないかと期待されています。

エリスロポエチン(えりすろぽえちん)

哺乳類の乳に含まれる糖タンパク成分です。
主に腎臓でつくられ、造血作用があります。
赤血球数を調整し、貧血予防に効果があるとされています。

エリタデニン(えりたでにん)

きのこ類、特にシイタケに多く含まれるうまみの成分です。
核酸が分解されてでき、コレステロールの量を調整します。
動脈硬化の予防や、血圧上昇の抑制等の働きがあります。

エルゴステリン(えるごすてりん)

ビタミンDの前駆物質で、紫外線に当たるとビタミンDに変化します。
カルシウムの吸収を助けるので、骨粗しょう症の予防に有効です。
シイタケなどのキノコ類に多く含まれています。 
笠の裏側に多く含まれているので、食べる前に裏側を日に当てるといいでしょう。

塩素(えんそ)

塩素もミネラルの一種で、私たちの体内で様々な働きをします。
胃酸中には塩酸として含まれ、ペプシンというタンパク質の消化に働く酵素を活性化させ、消化を促します。
胃の中のpHを酸性にして食べ物を殺菌する作用もあります。
また、膵臓では膵液の分泌を促進、細胞外液中では酸・塩基平衡の調整や浸透圧の調整にも役立っています。
塩素は主に、食塩や水道水から摂取できます。
多めに摂取しても、汗や尿として体外に排出されますので、過剰症の心配はありません。

オキシダーゼ(おきしだーぜ)

ダイコンやカブに含まれる消化酵素です。
タンパク質や脂肪の消化を助けます。
又、発がん性物質を分解する働きや、胃壁を保護する作用もあり、胃の炎症や潰瘍を鎮めます。

オクタコサノール(おくたこさのーる)

ブドウやリンゴの皮、小麦胚芽、アルファルファなどにわずかに含まれているアルコールの一種です。
渡り鳥のスタミナ源としても知られていて、疲労回復や体力増強効果があることから、健康食品にも利用されています。

オレイン酸(おれいんさん)

不飽和脂肪酸の一種であり、体内で合成できる脂質で、オリーブオイルの主成分です。
血液中のLDLコレステロールを下げる働きがあり、脂質異常や動脈硬化を防ぐ効果があります。

カ行

加圧トレーニング(かあつとれーにんぐ)

腕または脚の付け根に専用のベルトを着けて、圧力をかけてトレーニングを行うことで、通常よりもトレーニングの効果を高める方法です。

カカオマスポリフェノール(かかおますぽりふぇのーる)

ココアやチョコレートに含まれているポリフェノールの仲間です。
ストレスを抑制する働きや、活性酸素の発生を抑える働きがあります。

核酸(かくさん)

人間の体に約60兆ある細胞の、分裂や再生をつかさどる成分です。
DNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)があります。
年齢とともに体内での合成量は減り、核酸が不足すればするほど老化が進みます。
核酸は、新陳代謝を促進し、老化を防ぐために不可欠の成分です。
また傷ついた遺伝子を修復する働きがありますので、がんの治療や予防にも有効です。
核酸は、魚、豆類、のり、ハマグリなどに含まれています。

過酸化脂質(かさんかししつ)

活性酸素によって酸化された、中性脂肪やコレステロールなどの脂質のことです。
がん、老化、動脈硬化などを引き起こします。
体内の過酸化脂質を減らすには、抗酸化物質が有効です。

カゼイン(かぜいん)

牛乳タンパク質の約80%を占める成分です。
体内では、各種のペプチドになります。
カルシウムの吸収促進効果、鎮痛効果、腸の蠕動運動を抑制する効果などがあります。
また栄養素の消化吸収をよくする働きもあります。
カゼインを多く含む食品は、牛乳をはじめ、ヨーグルト・カッテージチーズなどの乳製品です。

カゼインホスホペプチド(かぜいんほすほぺぷちど)

ペプチドの一種で、カゼインがトリプシンによって分解されてできる成分です。
カルシウムや鉄などのミネラル類の吸収を高めます。
そのため、骨粗しょう症や鉄欠乏性貧血を改善します。
カルシウム不足と関係ある、動脈硬化や脳卒中の予防のためにも摂取するといいです。
多く含む食品は、カゼインと同じく、牛乳・乳製品です。

カタラーゼ(かたらーぜ)

体内で合成される酵素です。
活性酸素は、SOD(スーパーオキサイド・ディスムターゼ)により、過酸化水素と酸素に分解されます。
この分解により、活性酸素の毒性はかなり低くなります。
しかし、過酸化水素はそのまま放っておくと今度はイオンと結びつき、非常に強力な活性酸素に変化してしまいます。
カタラーゼは過酸化水素を分解し、それを阻止します。

活性酸素(かっせいさんそ)

呼吸により取り入れた酸素が反応性が高い状態に変化したものです。
病原菌を退ける役割がありますが、量が過剰になると、組織細胞を酸化させることにより、老化、動脈硬化、糖尿病、がんなどの原因になると考えられています。
激しい運動や喫煙などにより、過剰に発生する可能性が高いとされていますが、食生活の改善などで、活性酸素から身を守ることが可能です。

カフェ酸(かふぇさん)

クロロゲン酸が分解されてできる物質です。
ラットを使った実験では、がん細胞が組織内に入り込む浸潤を抑える効果があることが分かっています。

カプサイシン(かぷさいしん)

唐辛子の辛みの成分です。
ダイエット効果があるとしてブームになりました。
脂肪分解酵素のリパーゼを活性化させることで、エネルギー代謝が盛んになり、脂肪が燃えやすくなります。
肥満予防のほか、健胃作用、殺菌作用などもあり、また疲労回復にも有効です。

カテキン類(かてきんるい)

フラボノイドのひとつであり、ポリフェノールの仲間でもあります。
緑茶に多く含まれています。
強い殺菌作用があり、O‐157やMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、ピロリ菌などにも有効です。
抗ウィルス作用もあるので、インフルエンザや風邪などの感染症から体を守ります。
強い抗酸化作用で細胞膜を酸化から守ります。
中でも、エピガロカテキンとエピガロカテキンガレートの抗酸化力は強力で、がん細胞の増殖を抑制するとともに、傷ついた細胞を保護します。
また、コレステロールや血圧を下げる、虫歯や口臭を防ぐ、アレルギー症状を抑えるなどの効果も認められています。

カフェイン(かふぇいん)

お茶、コーヒー、コーラなどに多く含まれる苦みの成分です。
脂肪を分解する酵素の活性を高める働きがあるため、運動前にカフェイン入りの飲料を摂取すると効率的に脂肪が燃え、肥満予防に効果があります。
また、眠気を防いだり、利尿を促す、消化を促進するなどの作用もあります。

カリウム(かりうむ)

カリウムは細胞内に多く存在し、一方、細胞外にはナトリウムが多く存在します。
そして、細胞内外の濃度差は約30倍に保たれています。
このため、ナトリウムの摂取が多いときにはカリウムも多く摂らないと、細胞内外のバランスが保てなくなります。
食塩の摂りすぎによる、ナトリウムとカリウム比の上昇は、血圧も上昇させます。
カリウムは幅広い食品に含まれていますが、不足しやすいミネラルです。
それは、調理した時の損失が大きいからです。
ですから、調理なしで食べられる果物、ドライフルーツなどは、カリウムを摂取するのに適しています。
カリウムを多く含む食材は、まこんぶ・わかめ・ほうれん草などです。

カルシウム(かるしうむ)

カルシウムは、体の1.5~2%を占めています。
そのうち99%が骨や歯の成分で、残り1%は血液や筋肉に存在します。
前者は「貯蔵カルシウム」、後者は「機能カルシウム」とよばれます。
貯蔵カルシウムは、強い骨や歯をつくり、体を支える大切な働きをします。
機能カルシウムは、血液から細胞に運ばれて、生命の維持に必要な働きをします。
細胞の分裂、増殖、分化に関与したり、血液を凝固させたり、骨格筋や平滑筋を収縮させたり、様々な生理機能があります。
しかし、日本人は慢性的にカルシウム不足です。
骨粗しょう症の問題が声高に叫ばれるようになって、高齢者の充足率は高まってきた一方、若者の充足率の低さが目立ちます。
カルシウムの貯蔵は35歳までと言われ、吸収率も年齢とともに低下します。
ですから、若いうちにカルシウムを摂取しておかなければなりません。
カルシウムの不足は骨粗しょう症を招くだけでなく、筋肉の状態や血行にも支障をきたして、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。
また、神経伝達の面でも関与するので、精神の安定にも影響します。
尚、カルシウムの吸収は、ほかの栄養素によって影響されます。
特に、リンはカルシウムの吸収を妨げるので注意が必要です。
逆にビタミンDはカルシウムが腸で吸収されるのを促します。
カルシウムを多く含む食品は、干しエビ・田作り・エメンタールチーズなどです。

カルニチン(かるにちん)

人の肝臓の中で合成されるアミノ酸で、筋肉中に多く存在します。
脂肪の代謝において、重要な調節作用があります。
中性脂肪と脂肪酸の燃焼を促進するため、ダイエットサプリメントにも活用されています。
またコレステロールの増加も抑制します。
カルニチンを多く含む食品は、赤身の肉、魚肉などの動物性食品で、植物性食品には含まれていません。

カルニチンダイエット(かるにちんだいえっと)

中性脂肪や脂肪酸を燃やしてくれるカルニチンを使ったダイエット方法です。

カルノシン(かるのしん)

鶏肉、豚肉、牛肉などの肉類に含まれるペプチドで、うまみやコクの素になる成分です。
アンセリンと同様、乳酸の生成を抑えて疲れを取ります。
また、体内の余分な糖分と結びついて体外に排出することで、糖尿病を予防します。

カロテノイド(かろてのいど)

カロテノイドは脂溶性の天然の色素です。
トマト、にんじん、かぼちゃ、ほうれんそう、ピーマンなどの色の濃い野菜に多く含まれています。
カロテノイドはすべて抗酸化作用を持っていて、強力にがんを防ぐ作用があります。
カロテノイドの中でカロテンに分類されるものには、もっともよく知られているβ‐カロテンのほかに、α‐カロテン、γ‐カロテン、リコピンなどがあります。
600種類以上あるカロテノイドのうち50種類ほどは、体内に入ると必要に応じてビタミンAに変換されます。
そのため、これらをビタミンA前駆体、あるいはプロビタミンAと呼びます。
最も効率的に働くβ‐カロテンは粘膜を丈夫にし、強い抗酸化力で活性酸素の生成を抑制してがんを防ぎます。
リコピンは赤い色素でトマトに多く含まれ、こちらも強い抗酸化力を持っています。
熟成度によってトマトのリコピンの含有量は大きく異なるので、完熟トマトかトマトの加工品を利用すると効率よくリコピンを摂取できます。
ルテイン、ゼアキサンチン、β‐クリプトキサンチンなどは黄色い色を示し、キサントフィル類に分類されています。
ルテインとゼアキサンチンはほうれん草に多く含まれていて、目の老化を防いで視力の低下を抑える効果が注目されています。
β‐クリプトキサンチンは、柑橘類の中では温州ミカンに特に多く含まれています。
カプサンチンはリコピンと同等の抗酸化力を持つ、パプリカの赤い色素で、カロテノイドの一種です。
悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを増やしたり、生活習慣病の予防にも大きな効果があります。

肝臓病(かんぞうびょう)

ウイルス、アルコール、自己免疫、薬剤などを原因として、肝臓の機能が低下、肝臓組織に炎症が起こり、肝細胞が壊れていくことです。
脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝臓がんなどがあります。

がんドック(がんどっく)

がんの早期発見を目的とした人間ドックです。
PET-CT検査、腫瘍マーカー検査、超音波検査などで構成されますが、病院およびコースにより組み合わせが異なりますので、注意が必要です。

γ‐アミノ酪酸(がんま‐あみのらくさん)

アミノ酸の一種で、脳に多く存在する神経伝達物質です。
GABA(ギャバ)ともいわれ、お茶や発芽玄米に多く含まれています。
体内ではグルタミン酸から合成されます。
脳の血流を良くして、脳への酸素供給量を増加させ、脳細胞を活性化します。

γ‐オリザノール(がんま‐おりざのーる)

米油に0.2~0.5%含まれている成分で、成長を促進したり、自律神経失調症を緩和する効果があります。
また、血管を拡張して血行を良くしたり、筋肉疲労や筋肉痛を予防する働きもあります。

キチン・キトサン(きちん・きとさん)

かにの甲羅から作られる動物性の食物繊維です。
食物繊維が本来もつのと同様の、整腸作用、血糖値上昇抑制作用、コレステロール低減作用などがあります。
加えて、免疫力を強化して自然治癒力を高める、がん細胞の転移や増殖を抑える、肝機能を強化するなどの働きもあります。

キチン・キトサンダイエット(きちん・きとさんだいえっと)

エビ、カニなどに含まれるキチンをアルカリで処理したキトサンの効果を利用したダイエットです。

キナ酸(きなさん)

クランベリーに多く含まれる物質です。
体内で馬尿酸という酸性物質に変わり、尿を弱酸性にして細菌の繁殖を防ぐので、尿路感染症の予防効果があります。

ギムネマ・シルベスタダイエット(ぎむねま・しるべすただいえっと)

ギムネマ・シルベスタを利用したダイエットです。
ギムネマ・シルベスタは、インドで昔から糖尿病治療に使われており、血糖値の上昇を防ぐといわれています。
ギムネマダイエットと記載される場合もあります。

ギムネマ酸(ぎむねまさん)

インドに多く自生しているギムネマ・シルベスタという、つる性の植物の葉から抽出した成分が、ギムネマ酸です。
砂糖の甘みを感じさせにくくする作用があり、甘い食べ物に対しての食欲を減退させます。
又、小腸でのブドウ糖の吸収を抑える効果があるため、血糖値の上昇を抑制し、糖尿病の予防や治療に効果的であり、ダイエットにも有効です。

キモトリプシン・インヒビター(きもとりぷしん・いんひびたー)

自然界に広く存在する酵素です。
落花生、大豆のほか、いわし、豚肉、牛肉、ブロッコリーなどにも多く含まれています。
インスリンを作る働きを高める作用があります。
また心臓の収縮力を高める働きもあります。
息切れや息苦しさなどの症状を改善するので、医薬品としても利用されています。

キャベツダイエット(きゃべつだいえっと)

食事の最初にキャベツを食べるダイエット方法です。

ギンコライド(ぎんこらいど)

いちょうの若木の葉に含まれている成分で、活性酸素から脳細胞を守る働きがあります。
記憶力や集中力を高め、認知症にも効力を発揮します。
血行を良くする働きもあるため、冷え性にも有効です。
また、気管支の収縮や炎症を抑制する働きもあります。
これにより、ぜんそくや花粉症、アトピー性皮膚炎などを抑制する効果があることも分かっています。

グアシニン(ぐあしにん)

ブルーベリーに含まれる紫色の色素です。
青紫の色素、アントシアニンと同様に、目の疲れをとる、視力回復、老眼の改善といった、目の機能を強化させる働きがあります。
目を酷使すると網膜の構成成分であるビタミンAが減りますが、グアシニンには、目にビタミンAを誘導する働きがあります。
目を酷使しがちな人は、意識的にブルーベリーを摂るようにしましょう。

グアニル酸(ぐあにるさん)

シイタケのうまみ成分で、核酸が分解されてできます。
エリタデニンとともに働き、血小板の凝集を抑え血液をサラサラにします。
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの生活習慣病の予防に力を発揮します。

グァバダイエット(ぐぁばだいえっと)

血糖値を下げる効果のあるグァバ葉ポリフェノールを摂取するダイエット方法です。

クエン酸(くえんさん)

酢や柑橘類に多く含まれている酸味の成分です。
クエン酸には、酸性に傾きがちな現代人の体を弱アルカリ性に保つ作用があります。
人間の体は弱アルカリ性に保たれているときに自然治癒力が高まるため、免疫力が高まり病気にかかりにくくなります。
食べ物が細胞内で燃やされてエネルギーに変わった後に残る酸性物質は疲労の原因になりますが、クエン酸はこの酸性物質と結合します。
そして様々な酸に変化し続け、その間に酸性物質を分解してエネルギーに変えます。
最終的にまたクエン酸に戻ってきますが、これを「クエン酸サイクル」とよびます。
このサイクルにより、クエン酸には疲労回復に抜群の効果があるのです。
ビタミンB群も一緒に摂るとさらに効果的です。
クエン酸を多く含む食品は、酢、梅干し、レモン、夏みかんなどです。

ククルビタシン(くくるびたしん)

きゅうりのへたに近い皮に多く含まれている苦みの成分です。
トマトやナスなどにも含まれるアルカロイドの一種です。
がん細胞の増殖や腫瘍の成長を抑える働きがあります。
きゅうりはへたも皮も丸ごと食べるのがいいでしょう。

グリーンスムージーダイエット(ぐりーんすむーじーだいえっと)

グリーンスムージーを朝食の代わりに飲むダイエット方法です。グリーンスムージーはビタミンや食物繊維が豊富で、カロリーが低く、炭水化物および脂肪分が少ないのが特徴です。

グリシン(ぐりしん)

非必須アミノ酸のひとつで、構造がもっとも単純なアミノ酸です。
主にエビやカニの風味づけの調味料として利用されています。
抗菌作用、酸化防止作用もあります。
コラーゲンの主成分で肌のハリやうるおいを保つ働きをします。
血中コレステロールを低下させる作用もあるので、高血圧や脳卒中の防止にも効果があります。
グリシンを多く含む食品は、かつお節・湯葉・ゼラチンなどです。

グリチルリチン酸(ぐりちるりちんさん)

マメ科の甘草の根に含まれている成分です。
甘草の消炎・解毒作用は、古くから生薬として利用されてきました。
副腎皮質ホルモンの分泌を促し、炎症やアレルギー、ウィルスなどに対する抵抗力を強化します。

グルカン(ぐるかん)

不溶性の食物繊維です。
グルカンは、ブドウ糖を含む多糖類の総称です。
代表的なものには、きのこ類に多く含まれるβ‐グルカンがあり、強い抗がん作用を持つことで知られています。
そのほか、まいたけに含まれる、MD‐フラクション、X‐フラクション、パン酵母に含まれる、β1‐3グルカンなども、抗がん作用や、生活習慣病の予防について研究されています。

クルクミン(くるくみん)

ショウガ科の多年草、ウコンに含まれる黄色の色素です。
体内に入るとテトラヒドロクルクミンという、より強力な抗酸化力を持つ物質に変化します。
活性酸素を除去し、がんを予防したり、様々な生活習慣病を防ぐ働きをします。

グルタオチン(ぐるたおちん)

グルタミン酸、システイン、グリシンが結合したトリペプチドです。
強力な解毒作用があり、有害物質を取り除きます。
活性酸素の働きを妨げ、過酸化脂質の生成を抑えて、生活習慣病や老化、がんを防ぎます。
抗がん剤による副作用や放射線障害を改善する働きもします。
グルタオチンを多く含む食品は、ほうれん草・牛レバー・ブロッコリーなどです。

グルタミン酸(ぐるたみんさん)

非必須アミノ酸のひとつで、タンパク質を構成する主要なアミノ酸です。
体内では、脳の機能に支障を及ぼすアンモニアをグルタミンに変える働きがあります。
また、尿の排泄を促進して、アンモニアを速やかに体外に排出します。
グルタミン酸の摂取は、脳の機能が活性化による知能の向上や、統合失調症や認知症の改善などの効果があります。
エネルギー代謝や窒素の代謝に関与するので、アルコール依存症の改善や潰瘍の治癒の促進作用もあります。
不足すると、脳の機能が損なわれ、疲労が蓄積し、抑うつ傾向になりますが、気を付けたいのは過剰摂取のほうです。
過剰摂取は脳細胞に障害を与え、不眠症や神経症、誇大妄想や幻覚などを引き起こします。
食事以外の栄養補助剤から摂取する場合は、事前に医師に相談したほうがよいでしょう。
グルタミン酸を多く含む食品は、かつお節・湯葉・高野豆腐などです。
またチーズなどの発酵食品にも多く含まれます。

クレアチニン(くれあちにん)

老廃物の一種です。
腎機能が低下すると血液中に増えていきます。

黒酢ダイエット(くろずだいえっと)

アミノ酸を含む黒酢を摂るダイエット法です。アミノ酸には脂肪の吸収を抑え、脂肪の燃焼を促す働きがあります。

クロム(くろむ)

クロムは、肝臓、腎臓、脾臓、また血液に存在し、インスリンと結びついて血糖値を下げる働きをします。
インスリンの働きを助けて糖質の代謝を活発にし、糖尿病を予防します。
また、脂質の代謝も活発にし、動脈硬化や高血圧の予防に貢献します。
普通の食生活では不足する心配はありません。
クロムを多く含む食品は、青のり・干しひじき・わかめなどです。

クロロゲン酸(くろろげんさん)

ポリフェノールの一種で、ジャガイモやサツマイモの皮、コーヒーなどに多く含まれる抗酸化物質です。
活性酸素の発生を抑え、がんの原因となる細胞の突然変異を防ぎ、発がん性物質のニトロソアミンの発生も抑制するというトリプル効果でがんを防ぐ作用があります。

クロロフィル(くろろふぃる)

植物などに含まれている緑色の色素です。
強い抗酸化作用があり、がん予防に効果があると考えられています。
また、血中脂質の正常化に作用することが分かっています。

ケイ素(けいそ)

ケイ素は、骨や腱、血管、歯や爪などの丈夫な組織に多く含まれています。
カルシウムがコラーゲンに沈着するのを助けて、結合組織を強化します。
不足すると、爪が割れたり、皮膚がたるんだり、脱毛などの症状が現れます。
ケイ素を多く含む食品は、玄米・あわ・ひえなどです。

血圧(けつあつ)

血圧とは、血液の圧力によって血管壁が押される力のことです。
心臓から送り出される血液の量(心拍出量)と、血管の硬さ(血管抵抗)で決定されます。
血圧を測定すると、「上」と「下」ふたつの数値が出てきます。
「上」は収縮期血圧、「下」は拡張期血圧です。
心臓は、拡張と収縮を繰り返して、血液を血管に送ります。
心臓が収縮したときは、血液が大動脈に送られるため、血管に高い圧力がかかります。
こちらが「上」。
心臓が拡張したときは、肺などから血液を吸い込みます。
この際に血圧は低くなり、「下」となります。

血管年齢(けっかんねんれい)

血管の老化度合いの目安を測る指標です。
動脈の硬さ、動脈のつまりを測定します。
血管年齢が高いと、動脈硬化が進行していると考えられます。
ウェルネス倶楽部では、定期的に血管年齢検査が可能です。

血糖値(けっとうち)

血液中のブドウ糖を「血糖」といいます。
血糖値とは血液中のブドウ糖の量を表します。
でんぷんなどの糖質(炭水化物)は、消化されてブドウ糖となり、血液中から細胞に取り込まれて、主たるエネルギー源となります。

ゲルマニウム(げるまにうむ)

免疫機能の向上や抗酸化作用などの働きが明らかになり、重要性が高まってきた元素です。
B型ウィルスによる慢性肝炎の治療薬に利用されています。
また、がんや認知症を予防する働きがあることも認められています。
ゲルマニウムを多く含む食品は、干しひじき・小麦胚芽・むつなどです。

高血圧(こうけつあつ)

高血圧とは、安静時の血圧が、慢性的に正常値よりも高い状態をしめします。
高血圧になると、血管壁に常に負担がかかるため、動脈硬化などを起こしやすくなります。
高血圧状態を放置していると、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、心疾患(心筋梗塞、狭心症)、慢性腎臓病などの疾患を招きます。

抗酸化ビタミン(こうさんかびたみん)

老化や動脈硬化を引き起こす活性酸素の働きを抑えるビタミンで、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどです。
人間の体は、活性酸素を抑える酵素の働きがありますが、年齢を重ねると体内で作られる酵素の量は減少します。
抗酸化ビタミンは、これを補う物質として注目されています。

抗酸化物質(こうさんかぶっしつ)

活性酸素の発生と働きを抑制したり、活性酸素そのものを取り除く物質のことです。
ポリフェノール、カロテノイドなどの種類があります。

恒常性(こうじょうせい)

ホメオスタシスとも呼ばれます。
外部の環境変化があっても体内の環境を一定に保つ機能のことです。

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の働きが過剰になる症状です。
代表的な疾患は、バゼドウ病です。

甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)

甲状腺ホルモンが不足して、全身の働きが低下する症状です。
甲状腺が硬く腫れる橋本病が代表例です。

コーヒーダイエット(こーひーだいえっと)

コーヒーに含まれるカフェインのダイエット効果を利用するダイエット方法です。

コグニバイク(こぐにばいく)

正式な商品名称は「軽度認知機能障害ケアエルゴメーター コグニバイク」といいます。
国立長寿医療研究センターとの共同開発で生まれた軽度認知機能障害ケアを目的としたエクササイズマシンです。
運動しながら脳を使う、デュアルタスク方式で効果的な認知トレーニングを可能にします。

5大栄養素(ごだいえいようそ)

栄養素を下記の5つに分類した考え方です。
 糖質(炭水化物)
 脂質
 たんぱく質
 ビタミン
 ミネラル(無機質)
食物繊維や、ポリフェノールはその他の栄養素に分類されます。

コバルト(こばると)

コバルトはビタミンB₁₂の補因子として存在します。
体内では、ビタミンB₁₂を合成できないので、コバルトの摂取はビタミンB₁₂として摂取が必要です。
ヘモグロビンを生成して悪性貧血を防いだり、神経の働きを正常に保ったりと、ビタミンB₁₂と同様の働きをします。
コバルトを多く含む食品は牛レバー・うなぎ肝・あさりなどの動物性食品が多いのですが、植物性食品では納豆やもやしに含まれます。

コラーゲン(こらーげん)

コラーゲンは動物の結合組織の主要なたんぱく質です。
体内のタンパク質の30~40%を占めています。
細胞の組織をつなぎ合わせる接着剤の役割をします。
骨にカルシウムを定着させたり、関節の軟骨部で衝撃を吸収したりする役割があり、骨を丈夫にし、骨粗しょう症や関節炎を予防します。
また、コラーゲンは水晶体や角膜にも存在するため、老眼や眼精疲労の改善、老人性白内障の予防にも効果があります。
さらに、今後、がん予防物質としてもその効果が期待されています。
コラーゲンを多く含む食品は、鶏肉・豚肉・牛すじ・カレイ・エビなどです。
動物の骨や皮に多く含まれ、水に溶けやすいので、魚なら一尾まるごと使い、よく煮込んで煮汁も一緒に食べると効率よく摂取できます。
また、煮汁を冷やして煮こごりとして食べるのもよい方法です。
ビタミンCと鉄分を一緒に摂取すると、体内でコラーゲンが生成されやすくなります。

コリン(こりん)

水溶性のビタミン様作用物質です。
コリンは体内でアセチルコリンやレシチンの材料となります。
アセチルコリンは、血管を拡張させて血圧を下げる働きをします。
レシチンは、血管にコレステロールが沈着することを抑え、肝臓に脂肪がたまらないように働きます。
そのため、コリンが不足すると、肝硬変や動脈硬化などの生活習慣病になりやすくなります。
またコリンは、神経細胞の成分でもあり、脳の記憶形成を助ける働きもします。
アルツハイマーの患者にコリンが不足していたことから、脳の働きにコリンが欠かせないという報告があります。
コリンを多く含む食品は、レバー・鶏卵・大豆などです。

コレステロール(これすてろーる)

脂質の一種で、細胞膜、ホルモン、胆汁酸の原料にもなっています。
コレステロールには善玉と悪玉があります。

 HDLコレステロール
  動脈硬化を防ぐ善玉のコレステロールです。
  血液中のコレステロールを肝臓に運搬します。
 LDLコレステロール
  動脈硬化の原因となる悪玉のコレステロールです。
  肝臓から全身へ血管を使ってコレステロールを運搬します。
  血液中にコレステロールが増えすぎると、使われなかったコレステロールが血液中に残ってしまい、動脈硬化の原因となります。

コンドロイチン硫酸(こんどろいちんりゅうさん)

人体の中に多量に存在しているムコ多糖類の一種です。
あらゆる組織細胞の働きを円滑にする潤滑油として働きます。
コラーゲンとともに結合組織を構成して、体を若々しく保つ作用があります。
成長期には体内で生成されますが、加齢とともに合成能力が落ちます。
その結果、関節痛や腰痛、五十肩、肌のしわなどの老化現象に悩まされることになるのです。
また、コンドロイチン硫酸には免疫力を強化する働きもあります。
コンドロイチン硫酸は、納豆・オクラ・海藻・山芋・なめこなどネバネバしたものに含まれています。
しかし量的には少ないので、効率よく摂れるよう、様々な健康食品が開発されています。

こんにゃくダイエット(こんにゃくだいえっと)

ノンカロリー食品であるこんにゃくを積極的に食べるダイエットです。

サ行

サイクロアリイン(さいくろありいん)

サイクロアリインには、血栓をとかして血液をサラサラにする働きがあります。
また、動脈硬化や心筋梗塞、高血圧の予防にも効果があります。
血行をよくして内臓の機能を高め、新陳代謝を活発にしたり、疲労回復や体力増強にも有効です。

細動脈硬化(さいどうみゃくこうか)

脳や腎臓などの細い動脈に起こります。
血管の3層(外膜・中膜・内膜)全体がもろくなり、高い圧力の血流が流れ続けることにより、血管が破れてしまいます。
高血圧や糖尿病の方が発症しやすい動脈硬化です。

酢酸(さくさん)

食酢の成分です。
体内に入るとクエン酸になり、クエン酸サイクルによって疲労回復の効果を発揮します。
強い殺菌作用もあり、また、血行を良くすることで冷え性や肩こり、腰痛などにも有効です。

サポニン類(さぽにんるい)

えぐみや渋み、苦みの成分で、イソクリエチゲニン、大豆サポニン、ジンセノサイドなどがサポニン類に含まれます。
しかし、なかには毒になるものもあり、ジャガイモの芽や皮の緑化した部分に含まれるソラニンは、多食すると中毒症をおこしますので注意が必要です。
サポニン類の中で最も摂りやすい大豆サポニンは強い抗酸化力を持ち、脂質の酸化を防いで代謝を促進します。
イソクリエチゲニンはらっきょうに含まれているサポニンです。
肺がんや皮膚がん、大腸がんなどに有効です。
ジンセノサイドは高麗ニンジンに含まれているサポニンです。
免疫システムを活性化して自然治癒力を高めることで、がんやエイズウィルスを撃退する作用があります。

ジアスターゼ(じあすたーぜ)

でんぷんの消化を助けるでんぷん消化酵素で、アミラーゼともいいます。
胃腸の調子を整え、暴飲暴食による胸やけや胃のもたれを緩和します。
胃炎、胃潰瘍などの予防にも効果的です。
ダイコンやカブ、ヤマイモなどに含まれていますが、加熱するとジアスターゼの効力は失われてしまいます。

CT検査/コンピューター断層撮影(しーてぃーけんさ こんぴゅーたーだんそうさつえい)

X線を使って体の断面を画像化して検査します。
 心臓、大動脈、気管支、肺など胸部
 肝臓、膵臓、腎臓など腹部
の検査に有効とされています。

塩入浴ダイエット(しおにゅうよくだいえっと)

お風呂に塩を入れるダイエット方法です。塩の持つ発汗作用で代謝がアップします。

シクロアリイン(しくろありいん)

玉ねぎを加熱すると増える無味無臭の成分です。
MTPという酵素の働きを妨げることで、血中のコレステロールや中性脂肪を減らします。
脂質異常症、肥満、動脈硬化の予防などに効果的です。

シスタチン(しすたちん)

米や卵、牛乳などに含まれている成分です。
体内の細胞にも存在していて、外から侵入してきた病原体から体を守ります。
その種類は様々ありますが、ウィルス感染防止に大きな力を発揮します。

シスチン(しすちん)

非必須アミノ酸のひとつで、イオウを含むアミノ酸です。
タウリンを生成して胆汁酸の成分となります。
体内で代謝されることでほかの物質と反応して解毒作用を発揮します。
また傷の治癒を促進する働きもします。
シスチンを多く含む食品は、すじこ・脱脂粉乳・豚肉などです。

シネフリン(しねふりん)

オレンジやミカンの酸味成分です。交感神経の働きを活性化するので、エネルギーの消費量を増やし、脂肪の代謝を促進して体脂肪を減らします。
食欲を抑える働きもあるので、肥満予防の効果が大きく、サプリメントにも利用されています。
風邪の予防にも有効です。

脂肪肝(しぼうかん)

肝臓に中性脂肪がたまった状態です。
肝細胞の30%以上に中性脂肪がたまると脂肪肝と診断されます。
内臓脂肪とは区別されていますが、脂肪肝の場合、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を併発していることが多く、脂質異常、動脈硬化の原因になります。
脂肪肝から、肝炎を起こし、肝硬変に進行するケースもあります。

シャンピニオン(しゃんぴにおん)

マッシュルームに含まれている成分です。
腸内環境を整え、においのもとになる有害腐敗産物の生成を抑えます。
口臭や便臭を消す効果が高く、介護食などにも利用されています。

酒石酸(しゅせきさん)

レモンやブドウ、リンゴなどの果実や梅干しに含まれている果実酸の一種です。
酸性物質の分解を促進して、疲労を回復させます。
また、ミネラルの吸収を助けるキレート作用があります。

消化酵素(しょうかこうそ)

摂取した食物を体内で吸収しやすいように、炭水化物やたんぱく質や脂肪などの栄養素に分解する分子のことです。

ジョギングダイエット(じょぎんぐだいえっと)

有酸素運動のひとつであるジョギングを取り入れたダイエットです。
20分以上継続して運動しないと効果を得にくいことに注意をしてください。

植物ステロール(しょくぶつすてろーる)

植物由来の脂質成分です。
植物の細胞はコレステロールを含みませんが、化学構造がよく似ていて、同様の働きをするステロールを含んでいるのです。
主なものに、β‐シトステロール、カンペステロール、スティングマステロールなどがあります。
植物ステロールには、小腸でのコレステロールの吸収を抑える働きがあるとされています。

食物繊維(しょくもつせんい)

大腸がん発生率との関連で注目されるようになり、研究が進んで、様々な効用が明らかになりました。
第6の栄養素と呼ばれています。
炭水化物に分類されますが、糖質とは異なり消化されません。
定義では、「人の消化酵素で消化されない、食事中の難消化成分の総体」とされています。
様々な種類があり、水に溶ける「水溶性」と溶けない「不溶性」に分けられます。
性質により働きが異なるので、多種類の食品からバランスよく取るのが効果的です。

女性ドック(じょせいどっく)

乳がん、子宮頸がん、子宮体がんなど、女性特有のがんを中心に、甲状腺疾患など女性に多い病気を検査します。
乳房の触診、超音波検査、マンモグラフィなどで構成されます。

腎炎(じんえん)

腎臓のなかで老廃物を濾す役割を持っている糸球体という毛細血管の塊に炎症が起きることです。
たんぱく尿や血尿がでます。
急性腎炎は細菌やウイルスに感染した後に発症することが多く、慢性腎炎の場合は、何年にもわたって糸球体に徐々に炎症が生じるため、気づかないうちに腎臓機能が低下していきます。

ジンジベイン(じんじべいん)

ショウガに含まれているタンパク質分解酵素です。
1gのジンジベインで約9kgの肉を柔らかくできるほど、強力な分解能力があります。
肉や魚の消化吸収を助け、消化不良や胃もたれを防ぐ健胃効果が期待できます。

心臓ドック(しんぞうどっく)

心筋梗塞、狭心症などの心疾患の早期発見を目的とした人間ドックです。
心臓超音波検査、負荷心電図、心臓CT検査などで構成されます。

睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)

寝ている間に呼吸が弱くなる、もしくは呼吸が停止する病気です。
英語ではSleep Apnea Syndrome(略称SAS)と呼ばれます。

閉塞性睡眠時無呼吸は、空気のとおり道である上気道が狭くなって呼吸が弱くなります。
中枢性睡眠時無呼吸は、呼吸中枢の異常により呼吸が停止します。
約90%が前者で、肥満による首やのどの周りの脂肪沈着、舌の付け根などによる喉および上気道の狭窄が原因とされます。

睡眠中に10秒以上呼吸が停止または、通常の呼吸の大きさの10%以下に低下することを無呼吸と呼びます。
無呼吸の状態が、一時間に5回以上、または一晩の就眠中(7時間)に30回以上の場合は、睡眠時無呼吸と診断されます。

代表的な治療方法は
 CPAP治療
 マウスピース
 外科的手術
がありますが、生活習慣の改善が一番重要です。

水溶性食物繊維(すいようせいしょくもつせんい)

水に溶ける食物繊維で、植物の細胞の中に貯蔵されたり、分泌物に含まれている成分です。
熟した果物や海藻などに多く含まれています。
胆汁酸を吸着して排出することで、コレステロールの低減に役立ちます。
ナトリウムを排泄する働きもあります。
また、水溶性の食物繊維は粘度が高く、ほかの食べ物と混ざり合うことで栄養素の吸収時間を遅くします。
そのため、血糖値の急激な上昇を抑えるので、糖尿病の予防に効果的です。

スクワレン(すくわれん)

体内でも生成されますが、20歳前後をピークに次第に減少していきます。
スクワレンは「酸素の運び屋」ともいわれています。
体のすみずみまで酸素を送り込み、新陳代謝を活発にして、細胞を活性化させます。
スクワレンを多く含む商品は、深海鮫エキス・アボカド油・オリーブ油・綿実油などです。
抗酸化作用もあるため、老化防止やがん予防にも有効であると考えられています。

スコルジン(すこるじん)

にんにくに含まれている、健康に役立つ成分のひとつです。
無臭の成分で、血小板の凝集を抑え血液をサラサラにして、血栓ができるのを防ぎます。
血中のコレステロール値や中性脂肪値、血圧を下げる効果もあります。
ビタミンB₁の働きを高め、体力増強や疲労回復にも優れた力を発揮します。

スレオニン(すれおにん)

必須アミノ酸のひとつで、最後に発見されました。
脂肪肝を防いだり、成長を促進させたりします。
不足すると、脂肪肝、成長阻害だけでなく、食欲不振、貧血、体重減少なども起きやすくなります。
スレオニンを多く含む食品は、湯葉・ゼラチン・しらす干しなどです。

生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう)

厚生労働省の定義では「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」といい、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが含まれます。
これらは自覚症状がほとんどないうちに進行し、脳や心臓、血管などにダメージを与えていき、最終的に狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの死に至る病気につながっていきます。

以前は、成人病と呼ばれていた、主に中年期以降に発生する病気です。
「成人病」では年をとったからなる病気というイメージですが、生活習慣を原因として発症することから、現在は生活習慣病と呼ばれます。

赤血球(せっけっきゅう)

肺から各組織へ酸素、各組織から肺へ二酸化炭素を運搬する役割を果たします。

赤血球数(せっけっきゅうすう)

血液中の赤血球の数です。貧血や多血症の検査に用いられます。

基準値の目安 
 男性 400‐539 104/μl
 女性 360‐489 104/μl

セルロース(せるろーす)

不溶性の食物繊維です。
植物の細胞壁の主成分で、食事で摂る食物繊維の大半がこのセルロースです。
ほとんどの植物に含まれているのですが、特に穀類の外皮に多く含まれます。
腸内ではほとんど分解されず、便のかさを増やし、便通を促します。
また、ダイオキシンなどの有害物質を吸着して排泄する作用もあります。
セルロースを多く含む食品は、よく噛まなければならないものが多く、顎を丈夫にしたり、早食いを防いで肥満の予防にも有効です。

セレン(せれん)

過酸化脂質とは、不飽和脂肪酸が酸化してできるもので、組織を老化させたり、動脈硬化の引き金になったりする物質です。
この過酸化脂質を分解するときに働く酵素の重要な成分がセレンです。
抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぐので、がんを抑制したり、血行障害や更年期障害の症状を緩和したりする作用もあります。
セレンを多く含む食品はわかさぎ・まいわし・ねぎなどです。
摂りすぎると中毒症状を起こすため、欠乏症よりも過剰摂取が心配される物質です。

タ行

体幹トレーニング(たいかんとれーにんぐ)

体幹という言葉はよく聞く言葉ですが、どこまでを体幹と呼ぶかは明確に決まっていません。
広い意味では、手足、頭部を除いた胴体部分全てです。
筋肉でいうと、横隔膜(おうかくまく)、腹横筋(ふくおうきん)、多裂筋(たれつきん)、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)などを指します。
人間の胸の部分は、胸椎、肋骨、胸骨などに囲まれています。
これに対して、腹部は腰椎しかなく、この腰椎の周囲の筋肉を鍛え、安定させることで、腰痛改善になり、スポーツなどでのパフォーマンスを高める事ができるようになります。
体幹のことを「コア」、体幹トレーニングのことをコアトレーニングということもあります。

体幹トレーニングのメリットとしては下記のことがあげられます。
 1姿勢が良くなる
   体の中心部分=コアの筋肉が鍛えられるため、全身をしっかりと支えられるようになり、姿勢が良くなります。
 2肩こりなどが改善する
   姿勢が良くなることとも関係しますが、筋肉の発達によって肩こり、腰痛などの症状が改善します。
 3ボディラインが美しくなる
   ポッコリお腹がへこみ、姿勢も良くなるため、ボディラインがきれいになります。
 4便秘などが改善される
   腰回りの筋肉が鍛えられ、内臓の位置が正常に戻るため、便秘や消化不良が改善する場合があります。
 5スポーツのパフォーマンス、持久力が上がる
   体幹が弱っていると、スポーツの際に腕や脚の筋肉だけで体を動かそうとするため、トレーニング効果が発揮されない場合があります。
   体幹が強化されると、体全体を効率よく使うことができるようになり、首、肩、膝などの関節部分の負担が減り、疲れにくくなります。
 6ダイエットにも効果あり
   筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、太りにくいカラダになります。

ウェルネス倶楽部では、体幹トレーニングの考え方と最新機器と組み合わせた
 ソニックストレーニング
をご提供しています。

体脂肪率(たいしぼうりつ)

体の中で、脂肪が占める比率です。
体脂肪計があれば、ご家庭でも簡単に測ることができますが、体内の水分の量によって値が異なることがあり、食事などで水分を摂取した後は低く、排尿や運動による脱水後は高めに出る場合があります。

体脂肪率から「痩せ」「標準-」「標準+」「軽肥満」「肥満」と区分する考え方があります。
年齢により基準は異なり、例えば40歳男性の場合は
 痩せ ~11%
 標準(-) 12~17%
 標準(+) 18~22%
 軽肥満 23~27%
 肥満 28%~
と区別されます。

タウリン(たうりん)

タウリンは、交感神経を抑制し、塩分過多によって起こる高血圧を改善する作用がある、アミノ酸の一種です。
血圧を正常に調整して、血中の総コレストロール値を下げ、善玉コレステロールを増やす作用もあります。
肝臓の機能を高め、解毒作用を強化します。
気管の収縮を抑制するので、気管支喘息にも効果的です。
腸内の蠕動運動を盛んにして腸内細菌(悪玉)の異常繁殖を防ぐ働きもあります。
タウリンを多く含む食品は、サザエ・とこぶし・ホタテ貝・タコなどの魚介類です。
イワシやサバなどでは身よりも血合い部分に豊富に含まれています。

食べる順番ダイエット(たべるじゅんばんだいえっと)

その名のとおり食べる順番に注意するダイエット方法です。サラダ(食物繊維)を先に摂取することにより、後から炭水化物などを摂取した場合の血糖値上昇を抑えます。
食物繊維⇒発酵食品⇒タンパク質⇒炭水化物の順番が良いとされています。

タンニン類(たんにんるい)

タンニンはカテキン類の総称です。
緑茶や紅茶、渋柿などの渋みの素です。
緑茶にはエピガロカテキンガレートが多く含まれていますが、紅茶には、赤い色素である、テアフラビン、テアルビジンが多く含まれています。
カテキンと同様に、抗酸化作用、殺菌作用、抗ウィルス作用などがあります。
赤じそやローズマリーに多く含まれるロズマリン酸もタンニン類に分類されます。
抗酸化作用を持ち、老化防止ややがん予防に効果的です。
細胞を酸化から守るため、美肌効果があると化粧品にも利用されています。
また、抗炎症、抗アレルギー作用もあるため、アトピー性皮膚炎や花粉症、関節炎などの症状を緩和します。

タンパク質(たんぱくしつ)

生命活動のカギを握る、人体の構成成分として必要不可欠な栄養素です。
筋肉・臓器等の体だけでなく、代謝反応に不可欠な酵素や、神経伝達物質、免疫の抗体などもタンパク質からできています。
エネルギー源としては1gあたり4kcalになります。
不足すると、体力やスタミナがなくなり、病気に対する抵抗力も低下します。
また脳の働きも鈍り、記憶力や思考力も低下します。
タンパク質は20種類あるアミノ酸という化合物が結合してできており、それぞれの含有量によって、性質の異なる様々な種類のタンパク質が作られます。
アミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸があります。
このうち必須アミノ酸は体内で合成されないので、食品として外から摂取しなければなりません。
体のタンパク質とアミノ酸構成が近いものを良質タンパク質といいます。
肉や魚、卵、牛乳などの動物性食品に含まれているタンパク質は良質です。

チオスルフィネート(ちおするふぃねーと)

玉ねぎを切った時に出てくる催涙成分です。
強い抗菌・殺菌作用があります。
血小板の凝集を抑えて血をサラサラにして動脈硬化を防ぎます。
アレルギーや炎症を抑える働きもあります。

中膜硬化(ちゅうまくこうか)

大動脈や下肢の動脈、頸部の動脈に起こりやすい症状です。
動脈の中膜にカルシウムがたまり石灰化します。
結果として、動脈壁を固くして、血管壁が破れることもあります。
中高年に見られる現象です。

チラコイドダイエット(ちらこいどだいえっと)

ほうれん草由来のチラコイドを摂取するダイエット方法です。

チロシン(ちろしん)

非必須アミノ酸のひとつで、体内でフェニルアラニンから転換されます。
神経伝達ホルモンや、皮膚や髪の黒色色素のメラニンが生成されます。
また、甲状腺ホルモンのチロキシン、トリヨードチロシンの原料にもなります。
チロシンを多く含む食品は、かつお節・脱脂粉乳・しらす干しなどです。
不足するとエネルギー代謝や循環機能が低下し、無気力、低体温などの症状がみられます。

D‐グルカレイト(でぃーぐるかれいと)

果物では、リンゴ、グレープフルーツ、さくらんぼなど、野菜ではブロッコリーや芽キャベツに多く含まれています。
強力な解毒作用で発がん性物質をとりのぞきます。
また自然治癒力を高めてがんを予防します。

低血圧(ていけつあつ)

低血圧とは、安静時の血圧が、慢性的に正常値よりも低い状態をしめします。
症状としては、頭痛、肩こり、めまい、動悸・息切れ、胸やけ、倦怠感、不眠などをおこします。
高血圧と比べて、命に関わる疾患につながる可能性は低いとされています。

低炭水化物ダイエット(ていたんすいかぶつだいえっと)

炭水化物の摂取量を制限するダイエット方法です。

テオブロミン(ておぶろみん)

ココアやチョコレートのほろ苦さのもとです。
カフェインに似た成分ですが、作用は穏やかです。
自律神経を調節する作用があり、リラックス効果があります。

鉄(てつ)

体内に存在する鉄のうち約60~70%がヘム鉄=機能鉄として、血液中のヘモグロビン中に存在します。
残りの30~40%の鉄は貯蔵鉄として、肝臓、骨髄、脾臓に貯蔵されます。
機能鉄は、ヘモグロビンの成分として、酸素と結合し、肺から取り込んだ酸素を体の各機関に運搬する役割を果たします。
ですから、鉄が欠乏すると、体に酸欠状態が起きて貧血症状が現れます。
鉄は吸収の悪い成分ですが、体の中で再利用されるので、男性や閉経後の女性では欠乏はあまり見られません。
しかし、閉経前の女性は毎月の月経で体外に排出されてしまうため、男性よりも多くの鉄を摂取することが必要です。
鉄を多く含む食品は、かわのり・干しひじき・天然鮎の内臓・あさりなどです。
主に動物性食品に含まれているヘム鉄と、植物性食品に含まれている非ヘム鉄がありますが、ヘム鉄のほうが吸収率はすぐれています。
またビタミンCやタンパク質と一緒に取ると吸収率がアップします。

鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)

貧血の80~90%を占めます。
血液中の鉄分が不足しておこります。
30代の女性の5人に1人が、鉄欠乏性貧血と言われています。

デトックス(でとっくす)

体内に溜まった毒素や老廃物を排出させることです。

テルペン類(てるぺんるい)

かんきつ類などに多く含まれている、香りや苦みの成分です。
テルペン類の中でもっともよく知られているのは、リモネンとリモニンです。
リモネンはみかんの皮に含まれる香り成分で、発がん遺伝子の働きを抑える作用があります。
一方、リモニンはグレープフルーツの苦み成分です。
こちらも発がん性物質を無毒化する酵素を活性化させたり、発がん性物質の排出を促進するなど、がんの予防に力を発揮します。
また、鎮痛、抗炎症、殺菌などの作用もあります。
しょうが特有のショウガオール、ジンゲロンなどもテルペン類の仲間です。
強力な鎮痛作用を持ち炎症や痛みを素早く鎮めたり、ヒスタミンの放出を抑制してアレルギー症状を緩和する働きもあります。

銅(どう)

貧血というと鉄不足を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、鉄が十分に足りていても、銅が不足していると貧血になります。
鉄とヘモグロビンを結びつけるために、銅が必要だからです。
また、メラニン色素の生成に必要な酵素に不可欠の物質です。
このため、銅が不足すると、髪や皮膚の色が抜けたり、髪が縮れたり、コラーゲンの生成に支障をきたしたります。
銅を多く含む食品は、ほたるいか・牛レバー・しゃこなどです。

糖質オフダイエット(とうしつおふだいえっと)

糖質オフダイエットとは、糖質を含む炭水化物の摂取量を減らすダイエット法を指します。

以前は、ダイエットといえば、
 カロリーオフダイエット
が中心でした。
総カロリーを計算し、脂質を含む肉類、揚げ物などを制限していくのがカロリーオフダイエットです。

糖質は、体内に入ると消化吸収されて、血液中のブドウ糖に変化します。
血液とともに全身をめぐり、素早く活用できるエネルギー源となります。
アスリート、例えばマラソン選手が、レースの前に炭水化物やバナナで糖質を補給するのはこのためです。
過剰に糖質を摂取すると、余ったブドウ糖は肝臓や脂肪組織に運ばれて、中性脂肪として蓄えられます。
これが、皮下脂肪や内臓脂肪となり、太る原因となります。
このため、糖質を含む炭水化物などの摂取量を減らしていくのが糖質オフダイエットです。

ただし、過度な糖質オフは健康を損なうとの研究結果もあり、ウェルネス倶楽部では、お薦めしておりません。
酵素栄養学に基づいた酵素ダイエットを中心とした
 潜在式ダイエットメソッド
をお薦めしています。

豆乳ダイエット(とうにゅうだいえっと)

低カロリー、低脂肪、良質たんぱくの豆乳を使ったダイエットです。
豆乳はレシチン、サポニンなどの健康に役立つ成分も含むといわれています。
毎日豆乳を一杯飲んで、その分のご飯の量を減らします。

糖尿病(とうにょうびょう)

糖尿病とはインスリンの作用が十分ではないために、ブドウ糖が融合に使われず、血糖値が高くなっている状態のことです。
四つのタイプがあります。
 1型糖尿病
  インスリンを分泌する膵臓に何らかの異常をきたしているため、インスリンが作られなくなります。子どもや若年層に多く見られます。
 2型糖尿病
  生活習慣病の一種に数えられる糖尿病のタイプです。
  日本の糖尿病患者の90%がこのタイプです。
  日本人は遺伝的にインスリン分泌量が少ないといわれており、遺伝的な体質に、高脂質、運動不足、ストレスなどの生活習慣が加わって発症するとされています。
 特定の原因によるその他の糖尿病
  遺伝子異常などその他の病気などによっても起きる場合があります。
 妊娠糖尿病
  妊娠中に初めて発症した、糖尿病には至っていない糖代謝異常をさします。
  妊娠中はわずかな高血糖でも胎児に影響を与えるため、糖尿病ではなくても「妊娠糖尿病」とよびます。

豆腐ダイエット(とうふだいえっと)

主食を豆腐にするダイエット方法です。豆腐はカロリーが低く、栄養素も豊富ですが、脂質も多く含まれているので注意が必要です。

ドーパ(どーぱ)

動物や植物の中に存在している物質で、脳内で神経伝達物質ドーパミンに変わります。
パーキンソン病は、ドーパミンをつくる神経細胞が徐々に死滅し、ドーパミンが減少するためにおこる病気です。
ドーパにはドーパミンの減少を補う効果があり、L‐ドーパは治療薬として知られています。

ドーパミン(どーぱみん)

ドーパから合成される神経伝達物質です。
アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもあります。
別名快感ホルモンともいわれるように、脳を興奮状態にし、快楽を高めます。
免疫細胞を活発化させて自然治癒力を高めたり、自律神経の発達を活発化させる働きもあります。

トコトリエノール(とことりえのーる)

ビタミンEの一種です。
抗酸化力は強力で、従来のビタミンEの10倍もあります。
脂質の酸化を抑え、コレステロールが血管にこびりつくのを防ぎます。
動脈硬化や心筋梗塞を予防する効果があり、老化を防いで若々しい体を保ちます。

トリゴネリン(とりごねりん)

コーヒー豆やイカ、タコに含まれる成分です。
加熱されるとニコチン酸に変化しますが、たばこのニコチンとは全く別物です。
脳のエネルギー代謝に重要な役割を果たし、神経細胞を活発化し、学習能力や記憶力を高めます。

トリプシン・インヒビター(とりぷしん・いんひびたー)

動植物に広く存在する酵素です。
落花生の実や薄皮、大豆などに多く含まれています。
インスリンの分泌を促進するため、糖尿病の予防に大きな力を発揮します。
さらに、大腸がんの発生を抑制する働きもあります。

トリプトファン(とりぷとふぁん)

必須アミノ酸のひとつです。
体内に入ったトリプトファンは、セロトニンという神経伝達物質をつくります。
このセロトニンには鎮痛・催眠・精神安定作用があります。
さらにセロトニンは、メラトニンというホルモンになります。
このメラトニンは加齢を遅らせることができるとされ、がんや心臓病にも有効とされています。
トリプトファンは、コレステロール値や血圧の調節、性的能力の向上、更年期障害の軽減などにも役立つという報告もあります。
また、不安や緊張を和らげてうつ症状を抑える、自然な眠りをもたらす、アルコール依存症の症状を和らげるなどの働きもあります。
トリプトファンを多く含む食品は、かつお節・湯葉・高野豆腐・脱脂粉乳・大豆などです。
しかし、過剰摂取すると肝硬変を招く可能性があります。

ナ行

ナイアシン(ないあしん)

糖質、脂質、タンパク質などの代謝に補酵素として働く水溶性ビタミンです。
アルコールや、二日酔いのもとになるアセトアルデヒドの分解にも欠かせない栄養素です。
また、皮膚の機能を正常に保つ・脳神経の働きを助けるなどの働きもあります。
欠乏症としてはペラグラ皮膚炎などがありますが、悪化すると胃腸障害や精神障害も出てきます。
ナイアシンを多く含む食品は、たらこ・びんながまぐろ(びんちょうまぐろ)・かつおなどです。

内臓脂肪型肥満(ないぞうしぼうがたひまん)

腹腔内の腸のまわりに脂肪(内臓脂肪)が過剰に蓄積されているタイプの肥満です。
比較的男性に多くみられ、おなか周りの肉付きが良くなるため、「リンゴ型肥満」ともよばれます。

女性に多く見られる皮下脂肪型肥満は、皮膚と筋肉の間に脂肪(皮下脂肪)が過剰に蓄積し、お尻や太ももなど下半身の肉付きが良くなることから、「洋なし型肥満」とも呼ばれます。

二つのタイプのうち、生活習慣病につながりやすいのは内臓脂肪型肥満です。
BMIが25未満で、肥満と診断されなくても、内臓脂肪が蓄積している場合もあり、「隠れ肥満症」と呼ばれることがあります。

「メタボリックシンドローム」は、「内臓脂肪症候群」とも呼ばれ、内臓脂肪型肥満から、高血圧、高血糖、脂質異常症などの症状を引き起こし、最終的に心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病の引き金になるという考え方です。

ナットウキナーゼ(なっとうきなーぜ)

納豆のネバネバの素で、納豆菌が作り出す酵素です。
血栓を溶かして血液をサラサラにする作用があり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを予防します。
また血行を良くする効果もあるので、冷え性や肩こり、高血圧などにも有効です。
納豆菌には強力な殺菌作用や抗酸化作用がありますが、ナットウキナーゼにも抗がん効果があります。

ナトリウム(なとりうむ)

私たちは主として食塩の形で摂取し、排泄物や皮膚から体外に排出します。
カリウムとともに、細胞内外の物質交換や、体液のpH・細胞の浸透圧・水分を調節する働きがあります。
またカリウムと拮抗して、筋肉収縮に関与して、心筋の弛緩を促したりもします。
ナトリウムの目標摂取量は、成人の場合、1日あたり、食塩換算量では10グラム以下とされています。
しかし、日本の成人1日あたりの食塩摂取量は、目標摂取量を大きく上回り、12~15グラムです。
これは、みそやしょうゆを多用する、日本型の食生活のためでしょう。
慢性的に摂りすぎると、高血圧、胃潰瘍、動脈硬化などを招くことになりますので、気を付けましょう。

にがりダイエット(にがりだいえっと)

にがりを摂取するダイエットです。
ただし、国立健康栄養研究所では、にがりのダイエット効果は確実な根拠がないとされています。

ニッケル(にっける)

ニッケルは尿素を分解する酵素の構成成分で、尿素の分解を促し、鉄の吸収を促進します。
また、核酸の安定化をはかる、ホルモンの分泌にかかわる、ビタミンB₆とともに酵素の活性を維持するなどの働きもあります。
ニッケルを多く含む食品は、大豆・きな粉などです。

乳酸菌(にゅうさんきん)

腸内で糖を分解して大量の乳酸を作り出す細菌を、総称して乳酸菌といいます。
ビフィズス菌、アシドフィルス菌、ヤクルト菌、ブルガリア菌などがあります。
乳酸菌は、腸を通過する際に酸を作り出して悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を整えます。
またダイオキシンなどの有害物質が腸壁に吸収されるのを妨げ、速やかに排出させるので、大腸がんの予防に大きな力を発揮します。
腸内環境が整うと、肌荒れやニキビなどの肌のトラブルも改善されます。
また、肩こりや冷え性、高血圧、高コレステロール血症などにも有効です。

尿酸(にょうさん)

細胞内のプリン体を分解したときに生成されるのが尿酸です。
尿酸値が高い状態が続くと痛風につながります。

認知症(にんちしょう)

認知障害の一種で、一旦正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態。
かつては痴呆と呼ばれていましたが、2004年に認知症への言いかえを求める報告があり、現在は認知症と呼ばれます。
認知症は70歳以上人口において2番目に多い障害疾患です。
脳血管障害、アルツハイマーなどが主な原因です。

脳ドック(のうどっく)

脳腫瘍、脳卒中などの早期発見を目的とした人間ドックです。
頭部MRI検査を中心に、脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤、初期認知症などの検査をおこないます。

ハ行

8時間ダイエット(はちじかんだいえっと)

1日のうち8時間は何を食べてもよく、それ以外の時間は一切食事をとらないダイエット方法です。

発芽玄米ダイエット(はつがげんまいだいえっと)

水に浸けて1ミリ程度発芽させた発芽玄米を使ったダイエット方法です。

バナジウム(ばなじうむ)

バナジウムは、脂質の代謝を促し、コレステロールの生成を抑制します。
不足すると、血管にコレステロールが蓄積されやすくなり、動脈硬化や心臓発作の原因にもなります。
また、糖尿病の予防と治療に効果が期待されています。
バナジウムを多く含む食品は、牛乳・いわし・そば・わかめなどです。

パパイン(ぱぱいん)

パパイヤに含まれるタンパク質分解酵素です。
肉や魚の消化を助けます。
消化不良、胃のもたれ、胸やけの緩和にも効果的です。
抗炎症作用も強く、やけどや皮膚の傷の治療にも有効です。
食肉の軟化剤、絹の精錬、皮革のなめしなどにも利用されます。

パラアミノ安息香酸(ぱらあみのあんそくこうさん)

水溶性のビタミン様作用物質です。
成長の促進や貧血の予防のために葉酸の摂取量を増やしたい人は、パラアミノ安息香酸を多く摂るとよいでしょう。
腸内の有用菌の繁殖をよくするので、ビタミンB群を摂取したことにもなります。
パラアミノ安息香酸を多く含む食品は、レバー・鶏卵・小麦胚芽などです。

パラ‐クマル酸(ぱら‐くまるさん)

トマトに含まれる成分です。
ハムやベーコンなどに使われている発色剤の亜硝酸塩は、肉に含まれている二級アミンと結びついてニトロソアミンをいう発がん性物質を作り出します。
パラ‐クマル酸やクロロゲン酸は、アミンと結合する前に亜硝酸塩をとらえて追い出すので、ニトロソアミンの生成を防ぎます。

バリン(ばりん)

必須アミノ酸のひとつで、多くの食品に含まれています。
成長を促進したり、血液中の窒素のバランスを調整したりします。
バリンを多く含む食品は、かつお節・高野豆腐・湯葉などです。

半身浴ダイエット(はんしんよくだいえっと)

ぬるめのお湯に長めに入浴し、リラックスして脂肪の燃焼を促すダイエット方法です。心臓に負担をかけないよう、おへそよりこぶし一つ上くらいの高さまでお湯につかります。

パントテン酸(ぱんとてんさん)

水溶性ビタミンです。
ストレスが起きると分泌される副腎皮質ホルモンの産出を促進するのがパントテン酸です。
ストレスの多い現代人には欠かすことのできない栄養素といえます。
疲れやすい、怒りっぽい、昼間から眠い、風邪をひきやすいなどの症状を自覚する人は多めに摂りたいビタミンです。
また脂質、糖質、タンパク質のエネルギー代謝にも必要不可欠です。
パントテン酸はあらゆる自然の食物に含まれ、腸内細菌で合成もされるため、欠乏症は起こりにくいです。
しかし、アルコールやコーヒーを普段からたくさん摂る人は、パントテン酸を消費しやすくなっているので、多めの摂取を心がけるといいでしょう。
パントテン酸を多く含む食品は、鶏、豚、牛のレバー・子持ちがれい・ニジマスなどです。

BMI(びーえむあい)

[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で計算します。
肥満や低体重(やせ)の判断基準になります。
世界で使われる共通基準ですが、判断基準は国によって異なります。

日本肥満学会の基準では、BMIが
 18.5未満 「低体重」
 18.5以上25未満 「普通体重」
 25以上 「肥満」
となります。
肥満はさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。

BMIが25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になるとされています。
BMIが30を超えると高度な肥満と判断され、減量に向けた治療が必要となります。

ビール酵母ダイエット(びーるこうぼだいえっと)

ビール酵母を利用したダイエット方法です。
ビール酵母そのものにはダイエット効果はありませんが、含まれるグルカン・マンナンといった多糖体が水分を吸収することによって満腹感を得られます。

ビオチン(びおちん)

皮膚炎を予防することから発見された水溶性ビタミンです。
糖質、タンパク質、脂質の代謝を助けてエネルギーに変える働きをします。
また、アミノ酸の代謝やDNAの成分となる核酸をつくる働きもします。
不足すると、脱毛しやすく、早く白髪になる傾向がみられます。
ビオチンを多く含む食品は、鶏、牛、豚のレバー・イワシ・ピーナッツなどです。
そのほかにもいろんな食品に含まれているので欠乏の心配はあまりありません。
ただ、生の卵白に含まれているアビジンという成分は腸からのビオチンの吸収を阻害します。
ビオチンの摂取量を考えて卵を摂る場合には、加熱したほうが効率が良いです。

皮下脂肪型肥満(ひかしぼうがたひまん)

皮下組織(皮膚と筋肉の間)に脂肪が過剰に蓄積するタイプの肥満です。
比較的女性に多く見られ、お尻や太ももなど下半身の肉付きが良くなることから、「洋なし型肥満」と呼ばれます。

肥満は皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満に分かれます。
生活習慣病につながりやすいのは内臓脂肪型肥満と言われていますが、皮下脂肪型肥満も睡眠時無呼吸症候群・関節痛・月経異常などを起こしやすく、改善が奨められます。

ピクノジェノール(ぴくのじぇのーる)

フランス海岸松の樹皮に含まれる成分です。
強力な抗酸化作用を持ち、ビタミンCやEと相乗的に働きます。
脳の血液障壁を通過できる性質を持ち、脳の血管や神経細胞を酸化から守ります。
毛細血管を強化して、血流を良くするため、脳血管障害や認知症を防ぐ効果があります。
また、コラーゲンの生成を促進するので、肌の弾力を保ち、しわ予防にも役立ちます。

ヒスチジン(ひすちじん)

必須アミノ酸のひとつで、子どもの成長に不可欠です。
ヒスチジンから合成されるヒスタミンは、胃酸の分泌に関与します。
また、神経伝達物質として中枢神経機能にも関与します。
慢性関節炎、ストレスの症状を緩和するという作用もあります。
ヒスチジンを多く含む食品は、かつお節・まぐろ・かつおなどです。

ビタミン(びたみん)

三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)の働きをスムーズにする潤滑油として働く栄養素です。
ごく少量でも重要な役割を果たし、微量栄養素とも呼ばれています。
欠乏すると様々な欠乏症を引き起こしますが、深刻な欠乏症になるまで気づかれにくいです。
ビタミンは全部で13種類あります。
水に溶けやすい水溶性ビタミンと、油に溶けやすい脂溶性ビタミンがあります。
水溶性ビタミンにはビタミンB群とビタミンCがあります。
脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kです。
水溶性ビタミンは水に溶けやすく熱に不安定なので、過剰な水洗いや長時間の過熱を避けたほうがいいです。
脂溶性ビタミンは、油と一緒に取ることで、体内に吸収されやすくなるという特徴があります。
上手に摂取するためには、それぞれの特徴にあった正しい調理方法を知ることが大切です。
また、最近は多様なビタミン剤が市販されていますが、ビタミン剤を利用する場合には、特にビタミンAとDの過剰摂取に気を付けましょう。

ビタミンE(びたみんいー)

ビタミンEは脂溶性ビタミンで、トコフェロールという化合物の集まりです。
強力な抗酸化作用を持ち、老化の原因となる過酸化脂質の害を防ぎます。
細胞膜に常に待機して、細胞膜を構成するリン脂質に含まれる不飽和脂肪酸が酸化されるのを防ぐ働きをしています。
不足すると、細胞膜の脂質が酸化されるので、細胞膜が壊れやすくなります。
中でも赤血球膜は最も壊れやすく、溶血性貧血が起こります。
また、血液中のLDL(コレステロールを多く含む低比重リボタンパク質)が酸化されて血管にへばりつき、動脈硬化を引き起こしやすくなります。
ビタミンEには、血行を良くし、動脈硬化、心臓病、高血圧、脳卒中などを防ぐとともに、シミを防ぐ作用もあるのです。
ビタミンEを多く含む食品は、アーモンドなどのナッツ類・西洋カボチャ・うなぎのかば焼きなどです。

ビタミンA(びたみんえー)

ビタミンAは、脂溶性ビタミンです。
目の網膜にあるロドプシンという物質をつくるのには、ビタミンAが必要です。
ロドプシンが光に反応した刺激を脳に伝えることで物が見えるため、欠乏すると、暗がりではものが見えなくなる夜盲症になります。
皮膚や粘膜は病原体の侵入を防ぐ働きがありますが、ビタミンAはこれらの上皮細胞の形成や働きに大きくかかわっています。
そのため、不足すると皮膚のかさつきや肌荒れが起こります。
また、風邪を引きやすい、長引きやすい、口内炎ができやすい、歯茎が腫れやすいなども、ビタミンA不足が考えられます。
ビタミンAには、動物性食品に含まれているレチノールと、緑黄色野菜などに含まれているβ‐カロテンがあります。
レチノールは小腸から吸収されたのち、肝臓に運ばれて貯蔵されるので、過剰に摂取すると過剰症を引き起こします。
レチノールを多く含む食品は、鶏や豚のレバー・アンコウの肝などです。
1980年代から、β‐カロテンががんを防ぐとして注目されるようになりました。
摂取量が多いと、肺がん、胃がん、子宮頸がんの発生率が低いという報告もあります。
β‐カロテンを多く含む食品は、モロヘイヤ・にんじん・あしたばなどです。
β‐カロテンは油と一緒に取ることで吸収率が高まります。

ビタミンQ(びたみんきゅー)

脂溶性のビタミン様作用物質です。
栄養素からエネルギーを取り出すのに必要不可欠の補酵素です。
また、強い抗酸化作用を持ち、細胞膜の酸化を防いで酸素の利用効率を高めます。
そのほか、免疫細胞や白血球の作用を高めたり、精子の働きを活発にする作用があります。
医薬品として狭心症、心不全、虚血性疾患や筋ジストロフィー、糖尿病の治療などにもつかわれています。
体内で合成されますが、40歳を過ぎると合成機能が低下します。
不足すると、代謝がスムーズにいかなくなり、抵抗力や免疫力が落ちます。
酸素の利用効率が低下して歯ぐきが酸素不足になり、歯周病を起こすこともあります。
ビタミンQを多く含む食品は、レバー・もつ・かつお・まぐろなどです。

ビタミンK(びたみんけー)

ビタミンKは脂溶性ビタミンです。
血液凝固因子(プロトロンビン)の合成を、補酵素として助ける作用があります。
血液凝固過程で働くプロトロンビンを肝臓で生成するときに不可欠なのが、ビタミンKです。
また、血管内での血液の凝固や血栓を防ぐ働きもあります。
つまり、血液の凝固と抑制のバランスをとる働きをしています。
もうひとつ、骨からカルシウムが排出されるのを防ぐという、カルシウムの代謝に関与する役割もあります。
ビタミンKの摂取目安量はわずかで、大半は腸内細菌によって合成されます。
しかし、新生児や乳幼児は腸内細菌の働きが発達していないので、補う必要があります。
大人になってから不足すると、出血時に血が止まりにくくなったり、鼻血が出やすくなったりします。
またカルシウムの代謝がうまくいかないので骨がもろくなります。
ビタミンKを多く含む食品は、納豆・あしたば・つるむらさきなどです。

ビタミンC(びたみんしー)

水溶性ビタミンです。
ビタミンCの重要な役割のひとつは、コラーゲンの生成に関与することです。
コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ接着剤のような仕事をしているので、ビタミンCが不足すると、細胞の結合が弱まり、出血などを誘発して壊血病を引き起こすのです。
また、ビタミンCには白血球の働きを強化する役割もあります。 
そのため、風邪を引きにくくしたり、風邪の回復を促したりなどの効果があります。
胃がんや肝臓がんの原因のひとつかもしれないと言われている、ニトロソアミンの生成を抑制する働きもあります。
また、抗ストレスビタミンとしても注目されています。
ストレスが生じた際、抗ストレスホルモンであるアドレナリンという副腎髄質ホルモンが分泌されます。
これにより血圧が上がり、血中の糖分が増えてエネルギーの増産体制が整うことで、ストレスに対抗するのです。
この中で、ビタミンCは副腎に働きかけて副腎髄質ホルモンの分泌を促す働きをします。
そのほか、メラニン色素の生成の抑制や、赤血球の合成を促すなど、その役割は多様です。
ビタミンCを多く含む食品は、アセロラ・グァバ・パプリカ(赤)などです。
美容にも効果があり、大量に摂っても体に蓄積しないので、ビタミン剤などで多く摂られているようです。

ビタミンD(びたみんでぃー)

ビタミンDは脂溶性ビタミンです。
ビタミンDにはD₂からD₇まで6種類ありますが、通常D₂とD₃をさします。
小腸で吸収されたのち、肝臓、腎臓で酵素の作用を受けると活性型のビタミンDになります。
活性型になるとカルシウムやリンの吸収を助けて血中のカルシウム濃度を増加させます。
また体内に入るカルシウムの量が少ない場合は、尿にカルシウムが排泄されないよう再吸収する作用もあります。
ビタミンDが不足すると、乳幼児はくる病、大人では、骨粗しょう症や骨軟化症になります。
また、血管にカルシウムが沈着しやすくなり、動脈硬化を早めるともいわれますが、過剰摂取もカルシウムが沈着しやすくなります。
ビタミンDを多く含む食品は、アンコウの肝・身欠きにしん・かわはぎなどです。
ビタミンD₃は紫外線が皮膚に当たることにより合成されるので、食事以外からの摂取が可能です。
紫外線によるビタミンDの生成というところでは、シイタケも紫外線に当てた干しシイタケのほうが、よりビタミンDが豊富になります。

ビタミンP(びたみんぴー)

水溶性のビタミン様作用物質です。
コラーゲンを作るビタミンCの作用を補強して、毛細血管を強化する働きがあります。
そして、毛細血管の透過性がよくなりすぎるのを抑え、調整します。
そのほか、毛細血管を収縮させたり、血圧を下げ、更年期のほてりを鎮める作用もあるといわれています。
ビタミンPを多く含む食品は、みかん、レモンなどの柑橘類・あんず・そばなどです。

ビタミンB₁₅(びたみんびーじゅうご)

水溶性のビタミン様作用物質です。
ビタミンEに似た抗酸化作用があります。
ビタミンEやAと一緒に摂ると効果的と言われています。細胞の寿命の延長、肝臓の解毒作用の促進、肝硬変の予防、疲労の回復、免疫能力の向上などが期待されます。
ビタミンB₁₅を多く含む食品は、無漂白の穀類・かぼちゃの種・ごまなどです。

ビタミンB₁₃(びたみんびーじゅうさん)

水溶性のビタミン様作用物質です。
葉酸やビタミンB₁₂の代謝を助ける働きがあります。
肝臓障害や、老化を予防する働きがあるともされています。
しかし、まだまだ研究途上で不明な点が多い物質です。
ビタミンB₁₃を多く含む食品は、根菜類・小麦胚芽・ビール酵母などです。

ビタミンB₁₇(びたみんびーじゅうなな)

水溶性のビタミン様作用物質で、あんずの種から発見された物質です。
「抗がん作用がある」と治療薬として認めている国もありますが、効果は科学的に確認されていません。
がん抑制効果は、ビタミンB₁₇に含まれているシアン化化合物にあるとされています。
しかし、シアンそのものが毒性物質であるので、多量に食べると危険ともいわれています。
ビタミンB₁₇を多く含む食品は、あんず・さくらんぼ・りんごなどです。

ビタミンB₁₂(びたみんびーじゅうに)

水溶性ビタミンです。
ビタミンB₁₂とともに、赤血球のヘモグロビンの合成を助けます。
これらの栄養素が不足すると、異常に巨大な赤血球ができたり赤血球の数が減少したりする、悪性貧血が起こります。
この貧血が起こると、全身のだるさやめまい、動悸、息切れなどがみられ、神経や精神にかかわる症状も起こってきます。
ビタミンB₁₂は動物性の食品に含まれているので、完全菜食主義者はサプリメントやビタミン剤などで補う必要があります。
ビタミンB₁₂を多く含む食品は、鶏、牛のレバー・カキ・あさりなどです。

ビタミンB₂(びたみんびーつー)

水溶性ビタミンです。
エネルギーの生成に広くかかわっているビタミンなので、肉体労働者やスポーツマンなどのエネルギー消費量の多い人には欠かせない栄養素です。
不足すると、糖質、脂質、タンパク質などの代謝に支障をきたすので、妊娠中の女性や成長期の子どもは積極的に摂取する必要があります。
不足により、皮膚や粘膜が敏感になり、口内炎や口角炎、舌炎や口唇炎ができやすくなります。
また、目の充血、髪の傷み、肌荒れ、脂漏性皮膚炎なども起こします。
ビタミンB₂は豚、牛、鶏のレバー・うなぎのかば焼きなど動物性の食品に多く含まれていますが、植物性食品では納豆に多く含まれています。

ビタミンB₆(びたみんびーろく)

水溶性ビタミンです。
アミノ酸が分解されてエネルギーになる過程でビタミンB₆が必要です。
そのため、タンパク質の摂取量が増えるにしたがってビタミンB₆の必要性も高まります。
また、「月経前症候群」の治療や、つわりの軽減にも有効とされ、女性の強い味方とも言えます。
食品からの摂取以外に、腸内細菌による合成でも生成されます。
ビタミンB₆を多く含む食品は、まぐろ・かつお・牛レバーなどです。

ビタミンB₁(びたみんびーわん)

水溶性ビタミンです。
糖質が分解されてエネルギーになる際、補酵素としてはたらくのがビタミンB₁です。
そのため不足すると、糖質をたくさん摂取してもエネルギーに変えることができなくなります。
そして、乳酸やピルビン酸などの疲労物質がたまって疲れやすくなります。
欠乏症として代表的なものが、脚気とウェルニッケ脳症です。
ビタミンB₁を多く含む食品は、豚肉・うなぎのかば焼き・たらこなどです。
また米ぬかに多く含まれていますので、白米だけでなく、時には玄米や胚芽精米も食べるとよいでしょう。

ビタミンU(びたみんゆー)

水溶性のビタミン様作用物質です。
キャベツから発見されキャベジンとも呼ばれています。
胃酸の分泌を抑制するなど、胃潰瘍の治療に重要な働きをします。
医薬品として、胃・十二指腸潰瘍の治療や予防に使用されています。
ビタミンUを多く含む食品は、キャベツ・レタス・アスパラガスなどです。
熱に弱いので、生で食べられるものはそのまま食べるのがベターです。
加熱する場合は最小限にし、スープなどで煮汁ごと食べるようにしましょう。

ビタミン様作用物質(びたみんようさようぶっしつ)

正式に認められてはいないけれど、ビタミンと同様の働きをする物質のことをいいます。
研究者によって、ビタミンとして扱うか否かは見識が分かれています。
その物質を摂らなくても欠乏症が起こらない、成分の一部が体内で合成される、など、ビタミンの定義と合わない部分が多いためです。
今はまだ研究段階ですが、今後の研究によっては様々な効果や効能が期待できる物質です。

ビフィズス菌(びふぃずすきん)

もともと人間の腸内にすみついている腸内ビフィズス菌と食品から摂取されるビフィズス菌があります。
食品から摂ったビフィズス菌は体内に棲み付くことはできません。
しかし、腸内を通過する間に酸を作り出して、腸内ビフィズス菌の働きを助けることができます。
ビフィズス菌は、悪玉菌の繁殖を抑えて有害物質の生成を防ぎますが、年齢とともに腸内細菌のバランスは崩れ、悪玉菌の割合が増えます。
ビフィズス菌を増やすには、菌のえさとなる乳糖やオリゴ糖を積極的に摂取するとよいでしょう。

肥満遺伝子(ひまんいでんし)

エネルギー代謝に関連する遺伝子で、遺伝子変異と肥満の関係が明らかになっています。
日本人のおよそ3人に1人がβ3AR、4人に1人がUCP1という肥満遺伝子を持っていると推定されています。

ピラティスダイエット(ぴらてぃすだいえっと)

体幹やインナーマッスルを鍛えるダイエットです。

貧血(ひんけつ)

一般的に血液中のヘモグロビン濃度が低下した状態です。

ファイトケミカル(ふぁいとけみかる)

ファイトケミカルとは、植物の中に含まれ、ビタミンやミネラルとは異なるけれど、人間の体内で重要な働きをするとして新たに知られるようになった物質です。
ファイトとは、ギリシャ語で植物を意味します。
植物自身が太陽の有害光線や虫などから自分を守るために作り出す物質で、その種類は数千種類以上もあります。
日本語で分かりやすく言いかえると、「植物由来の抗酸化栄養素」ということになります。
種類が多いため、分類がなかなか難しいのですが、植物の色素を構成するものであるため、野菜や果物の色でおおよそわかります。

フィチン酸(ふぃちんさん)

玄米や、小麦ふすま、豆類などに多く含まれています。
活性酸素の発生を抑制したり、有害物質を体外に排出させる作用があります。
このほか、コレステロールの低減、結石予防、虫歯予防にも役立ちます。

フィットネス(ふぃっとねす)

もともとは体力という意味がありますが、一般的には、健康の維持増進を目的とした運動のことを指します。

フェニルアラニン(ふぇにるあらにん)

必須アミノ酸のひとつで、神経伝達物質の材料になります。
水酸化されてチロシンとなったあと、神経伝達ホルモンであるドーパミン、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、エピネフリン(アドレナリン)が生成されます。
フェニルアラニンを多く含む食品は、かつお節・湯葉・きな粉などです。

フェルラ酸(ふぇるらさん)

米ぬか、発芽玄米に含まれている成分で、強力な抗菌作用と抗酸化作用を持っています。
食品分野では、酸化防止剤として利用されています。
紫外線を吸収する働きもあるため、化粧品の分野では美白剤としても利用されています。
メラニン色素の生成を抑えてシミを防ぐ効果があります。

フコイダン(ふこいだん)

海藻類のヌルヌルを構成する成分のひとつです。
ピロリ菌が胃壁に付着するのを阻止する働きがあるため、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃病の予防に効果があるとされています。
また、フコイダンの中には、がんの増殖を抑える、コレストロール値を下げる、肝機能を強化するなどの作用があるものもあります。
もずく酢1パックには15~25㎎ぐらいのフコイダンが含まれているので、一日に摂りたい量が効果的に摂れます。

ブチルフタリド(ぶちるふたりど)

セロリに含まれているファイトケミカルで、血圧をコントロールしているホルモンを調節する作用があります。
利尿作用もあるため、むくみをとったり、尿路感染症の予防にも役立ちます。
また、興奮やイライラを鎮める働きもあり、香り成分のアピインが持つ鎮静作用とダブル効果で神経の高まりを鎮める働きがあります。

フッ素(ふっそ)

フッ素は、虫歯予防に効果があるとしてよく知られています。
フッ化カルシウムとして歯や骨の表面に存在して、歯のエナメル質を強くし虫歯の予防をしたり、骨を丈夫にしたりします。
しかし、過剰な摂取は歯の表面が点状になってやがて黒ずむ斑状歯を引き起こします。
フッ素を多く含む食品は、煮干し・芝エビ・抹茶・ゼラチンなどです。

不溶性食物繊維(ふようせいしょくもつせんい)

水に溶けない食物繊維で、大腸で水分を吸収して便のかさを増やします。
排便をスムーズにするため、痔や便秘の改善に役立ちます。
積極的に有害物質を吸着して、スムーズに排出させることにより、大腸が有害物質にさらされる時間が短くなるため、がん化へのリスクが軽減されます。
また、腸内の善玉菌を増やすので、相対的に悪玉菌の増殖が抑えられ、腸の調子を整えます。
不溶性食物繊維はかみごたえがあるので、かむことで脳細胞が活性化したり、肥満や虫歯を予防したりなどの効果があります。
インゲン・エンドウなどの豆類やライ麦などの穀類に多く含まれます。

フラボノイド(ふらぼのいど)

フラボノイドは黄色系統の色素で、4000種類以上あり、ほとんどの植物に存在しているといってもいいでしょう。化学構造の違いによって、フラボノール、フラボン、カテキン、フラバノン、イソフラボン、アントシアニンなどいくつかのグループに分けられます。
カロテノイド同様、強い抗酸化力があり、ごく少量で発がん性物質の活性を阻害します。
また、抗菌、抗ウィルス作用もあります。
フラボノール類に分類される、ケルセチン、ケンフェロールなどは、主に活性酸素を取り除く掃除屋として活躍します。
なかでも、ケルセチンは玉ねぎに多く含まれ、悪玉コレステロールの酸化を防いで、動脈硬化を予防する効果が大きいです。
そばに多く含まれるルチンは、ケルセチンとルチノースという糖が結合したものです。
フラボン類のアピインはセロリの香り成分で、神経系統に働きかけ、イライラや頭痛を鎮めます。
同じくフラボン類のアピゲニンは、カモミールなどの白や黄色の花弁に含まれ、鎮静作用があります。
またカモミールに含まれるルテオリンには、アレルギー症状を改善する作用もあります。
フラバノン類に分類されるのは、ヘスペリジン、ナリンゲニン、ナリンギンなど、柑橘類特有の成分です。
ヘスペリジンはみかんの袋や筋に多く含まれています。
毛細血管を強化する、ビタミンCの働きを助け、活性酸素を撃退するなどの働きがあります。
イソフラボン類には、ゲニステイン、ダイゼインなどがあり、体内で女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。
大豆や大豆製品に豊富に含まれており、女性の更年期の不快症状を緩和したり、骨粗しょう症にも有効です。
また、ホルモンの作用を抑制して、男性ホルモンがかかわる前立腺がん、女性ホルモンがかかわる乳がんを防ぐ働きもします。
アントシアニン類は、青紫色の色素です。
ブルーベリーやブドウ、なす、紫芋、黒豆などに多く含まれます。
光の刺激を脳に伝える役割をするロドプシンの再合成を促進するため、視力回復に優れた力を発揮します。
また、血圧をあげる酵素の働きを阻害し、高血圧を予防します。

プランク(ぷらんく)

体幹トレーニングの一種
フロントブリッジと呼ばれる場合もあります。
主に腹筋が鍛えられる体幹トレーニングです。

 1うつぶせの状態から、肘をついて足を伸ばす
 2この状態を30秒~1分キープする

これを何回か繰り返します。

プリン体(ぷりんたい)

DNAを構成する物質で、ほとんどの食べ物に含まれています。
体内で分解され尿酸に変化しますが、これが痛風や結石の原因になります。
予防には、プリン体を摂りすぎないことと、尿量を増やすことが大切です。

プロテアーゼ(ぷろてあーぜ)

タンパク質分解酵素です。
バナナやチーズ、酒かすなどに含まれています。
発酵食品の製造に用いられたり、タンパク質の汚れを落とす洗剤用酵素としても利用されます。
肌の不要な角質や老化細胞を取り除くことから、化粧品にも応用されています。

プロテインダイエット(ぷろていんだいえっと)

プロテインを摂取するダイエット方法ですが、摂取しただけではダイエットになりません。
通常の食事などをプロテインに置き換えることによりダイエットにつながります。

ブロメライン(ぶろめらいん)

パイナップルに含まれているタンパク質分解酵素です。
炎症を起こしている部位にはフィブリンというたんぱく質がたまります。
ブロメラインは、それを分解することで、炎症個所の周りの血行を良くして炎症を鎮めます。
また腸内の有害物質を分解する作用で、下痢や消化不良を防ぎます。
さらに、タンパク質代謝産物の過剰が引き起こす、痛風や血栓、肥満や動脈瘤などにも有効です。
パイナップルは生で摂取するとより効果的です。

β‐カルボリン化合物(べーたかるぼりんかごうぶつ)

たくあんの黄色い色素です。
大根はつけているうちに辛み成分が分解されて自然に黄色くなりますが、この色素の主成分がβ‐カルボリン化合物です。
抗酸化作用があり、生活習慣病にも有効です。
しば漬けの赤い色素や、奈良漬けの茶色い色素にも、同様の作用を持つ成分があります。
ただし、合成着色料ではこれらの効果は得られないので、成分表示をよく見て買うようにしましょう。

ペクチン(ぺくちん)

ペクチンには水溶性のものと不溶性のものがあります。
不溶性のペクチンは、細胞壁に多く含まれて、セルロースを包んでいます。
穀類の外皮は食物繊維の宝庫で、セルロースやヘミセルロースとともにペクチンも摂取できます。
果物のペクチンは、未熟なうちは不溶性ですが、熟してくると水溶性に変わります。
リンゴや柑橘類の皮など、果物に多く含まれています。
果物を煮詰めてジャムにするとゼリー状になるのは、ペクチンの作用です。
リンゴや柑橘類から抽出されたペクチンは、安定剤、ゲル化剤、増粘剤など食品分野で利用されています。

ヘマトクリット(へまとくりっと)

血液中に含まれる赤血球の割合です。
貧血検査などで使われます。

基準値の目安
 男性 38.0-48.9%
 女性 35.0-43.9%

ヘミセルロース(へみせるろーす)

不溶性の食物繊維です。
ヘミセルロースも植物の細胞壁を構成する成分で、セルロースと同様、穀類の外皮などに多く含まれています。
その働きは、自然な排便を促し有害物質の排出を早める、腸内善玉菌を増殖させる、大腸がんや生活習慣病を予防するなどです。
また、米ぬかのセミヘルロースからつくられたアラビノキシラン誘導体には、免疫力を高めるNK細胞を活性化して、がん細胞の増殖を抑制する効果があります。
セミヘルロースの含有量が多いのは、めん類の中ではそばです。

ヘモグロビン(へもぐろびん)

赤血球中のたんぱく質で、酸素分子と結合し、全身へ酸素を運びます。

ヘモグロビン量(へもぐろびんりょう)

血液中のヘモグロビンの量です。

基準値の目安
 男性 13.1-16.6g/dl
 女性 12.1-14.6g/dl

ベリーダンス(べりーだんす)

中東で発展したダンスです。体幹を中心とした全身の筋肉を使うことができ、ダイエットしながら美しいプロポーションを手に入れられると人気があります。

ペルオキシダーゼ(ぺるおきしだーぜ)

体内で合成される抗酸化物質です。
ヤマイモなどの食品にも含まれています。
過剰につくられた活性酸素を除去する酵素のひとつです。

骨ドック(ほねどっく)

骨密度を調べ、骨粗しょう症の予防や治療に役立てることを目的とした人間ドックです。
骨の中のカルシウムは、50歳前後から急激に減少するため、骨がもろくなり、骨折をきっかけとして、要介護状態や寝たきりになる人が多くいます。
血液検査、骨塩定量検査などから構成されます。

ポリアミン(ぽりあみん)

アミノ酸の一種であるアルギニンから合成されます。
すべての生物の細胞内に存在していて、細胞分裂や細胞増殖などの制御に関与します。
加齢とともに増え血管内の炎症を引き起こし動脈硬化を促進させてしまう、LFA-1という老化物質の制御に効果を発揮します。
納豆など、ポリアミンを含む食品を摂ることにより、動脈硬化を抑制するといわれています。

ポリデキストロース(ぽりできすとろーす)

ブドウ糖とソルビトールを混ぜてクエン酸を加えて、加熱し合成して作られる、人工の食物繊維です。
働きとしては一般の食品に含まれる水溶性食物繊維と同様です。
飲料や、スナック菓子、キャンディーなどに添加されています。
無味無臭で甘みはありません。

ポリフェノール(ぽりふぇのーる)

2つ以上の水酸基がついたフェノール環構造を持つ分子を総称してポリフェノールといいます。
カテキン、タンニン、アントシアニン、ルチン、ケルセチン、イソフラボンなどもポリフェノールの仲間です。
ポリフェノールにはすべて強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去して生活習慣病やがん、老化を防ぎます。
赤ワインはポリフェノールが含まれているので健康に良いとブームになりましたが、実際、タンニンやカテキン、アントシアニン、リスベラロールなど多種類のポリフェノールが含まれています。

マ行

マイクロRNA(まいくろあーるえぬえー)

2014年に国立がん研究センターが1回の採血で13種類のがんおよび認知症を発見できる最新の検査システムの開発に着手すると発表しました。
2018年度迄の実用化を目指しています。
少量の採血によって、血液および体液に含まれるマイクロRNAという物質の量と種類を調べることにより、がん及び認知症を早期発見できるとされています。
尚、13種類のがんとは、食道がん、肺がん、乳がん、肝臓がん、膵臓がん、胆道がん、胃がん、大腸がん、卵巣がん、膀胱がん、前立腺がん、肉腫、神経膠症です。

マグネシウム(まぐねしうむ)

マグネシウムは、私たちの体内では、約60%は骨に、約20%は筋肉に含まれています。
そして、生体内の300種類以上の酵素の反応に関係しています。
各種酵素の賦活(ふかつ)剤として、新陳代謝の調節にかかせない物質なのです。
カルシウムと併せてバランスよく摂取すると、心臓など循環器系の健康を守り、骨や歯を強くします。
マグネシウムの体内量はほんのわずかですが、慢性的に不足すると循環器系に障害が出て、狭心症や心筋梗塞を引き起こします。
また、マグネシウムが不足して細胞内にカルシウムが増加すると、様々な神経症状や精神症状を引き起こします。
マグネシウムを多く含む食品は、ゴマ・ピーナッツ・納豆などですが、葉緑素(クロロフィル)に含まれるので、野菜類にも豊富に含まれます。
アルコールを大量に飲むとマグネシウムが尿と一緒に体外に排出されてしまうので、お酒を飲むときは、マグネシウムの豊富なナッツ類や緑黄色野菜をつまみにするといいでしょう。

マンガン(まんがん)

マンガンは、補酵素として、様々な酵素の働きを活発にします。
成長期の子どもでは、骨や関節を丈夫にする結合組織をつくる酵素が不可欠ですが、マンガンも補酵素として不可欠です。
マンガンが不足すると、性ホルモンの合成能力や、妊娠能力が低下したりすることから「愛情ミネラル」ともいわれます。
マンガンを多く含む食品は、ヘーゼルナッツ・イタヤガイ・小麦などです。
お茶は、マンガンの含有量が多いのですが、お茶にして飲むと、茶葉に含まれる量のわずか1%に減ってしまいます。

慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう)

英語でChronic Kidney Disease(略称CKD)と呼ばれます。
腎臓病の総称で、腎機能が慢性的に低下している状態をいいます。

新たな国民病ともいわれ、20歳以上の8人に1人が腎臓病であるともいわれています。
慢性腎臓病になると心筋梗塞や、脳梗塞を発症する可能性が高くなります。
生活習慣病、メタボリックシンドロームとの関連性も高いとされています。

腎機能は、一定レベルまで低下すると自然に回復できなくなります。
腎不全は、腎機能が正常時の30%以下に低下した状態を指します。
慢性腎不全になると、体の老廃物を処理できなくなり、各臓器に影響を及ぼすようになる尿毒症が出てきます。
結果として、人工透析、腎臓移植などの手段に頼ることになります。

マンナン(まんなん)

こんにゃくに多い粘質多糖類です。
コレステロール低減、糖尿病予防、大腸がん予防、整腸作用など、他の水溶性食物繊維と同様の働きをします。

ミネラル(みねらる)

人体を構成している元素のうち、酸素、炭素、水素、窒素の4元素を除いた残りの元素をミネラル(無機質)と言います。
ミネラルは歯や骨の構成成分であり、また有機質と結合し、体の組織をつくるうえで不可欠の栄養素です。
三大栄養素が十分に機能するために、ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素は必要です。
代謝に必要な酵素が活性化して働くためには、補酵素としてのビタミン、補因子としてのミネラルが必要だからです。
ミネラルは体内では合成できませんので、食べ物から摂取するしかありません。
また、ミネラルの摂取は、ほかのミネラルとのバランスが大切です。
特に現代人は精製度の高いものや加工食品を多く食べるようになり、ミネラルのバランスが崩れがちです。

ムコ多糖‐ペプチド複合体(むこたとう‐ぺぷちどふくごうたい)

イカスミに含まれるヌルヌルの成分です。
糖質の一種で、体の免疫システムを活性化して、がんを抑制する効果があります。

ムチン(むちん)

多糖類のガラクタンやマンナンなどが、タンパク質と結合したものです。
オクラやモロヘイヤ、サトイモ、なめこなどのヌルヌルの成分です。
ムチンにはタンパク質分解酵素が含まれていて、生で食べるとタンパク質の消化が促進されます。
胃壁を保護したり、傷ついた粘膜を修復する作用があるので、胃炎や胃潰瘍の予防にも効果があります。
また内蔵の機能を強化する働きもあり、体力増強、病中病後の体力回復などにも役立ちます。

メチオニン(めちおにん)

必須アミノ酸のひとつで、イオウを含むアミノ酸です。
体内に入ると、ヒスタミンの血中濃度を下げる働きをします。
ヒスタミンは、けがや薬物反応で活性化すると、血管の拡張やかゆみ・痛みを引き起こす化学物質です。
また、抑うつ症状や統合失調症を改善する働きもあります。
メチオニンを多く含む食品は、かつお節・しらす干し・干しのりなどです。

メチルスルホニルメタン(めちるするほにるめたん)

動植物のすべての組織に存在する有機イオウ化合物です。
糖質や脂質の代謝を促進し、新陳代謝を活発にします。
血行を良くして肌のダメージを修復する働きもありますので、化粧品のクリームに配合されたりもしています。

メラトニン(めらとにん)

脳の松果体から分泌される、睡眠に深くかかわっているホルモンです。
ケールやスイートコーン、オート麦にはメラトニン様物質が含まれていて、不眠症の改善に役立ちます。
また、ビタミンEの約2倍の抗酸化力があり、がんや生活習慣病の予防にも有効です。

メラニン(めらにん)

イカスミに含まれている色素です。
防腐作用があります。
アミノ酸のチロシンに、チロシナーゼという酵素が働いて生成されます。
紫外線から肌を守る働きをします。
エイズウィルスを抑える効果があると注目されています。

メラノイジン(めらのいじん)

食べ物を焦がした時に、アミノ酸と糖質が結合してできる褐色の物質です。
すぐれた抗酸化作用で脂質の酸化を防いで動脈硬化を予防します。
コレステロール値を下げたり、腸内環境を整える作用もあります。

メルカプタン(めるかぷたん)

玉ねぎを加熱すると辛みが消えて甘くなりますが、このうまみの成分がメルカプタンです。
胃の粘膜を保護し、血流を良くする働きがあります。
胃の調子を整えて健康に保ち、胃炎や胃潰瘍を鎮めたり症状を改善する効果があります。

モリブデン(もりぶでん)

肝臓や腎臓にある酸化酵素に不可欠の成分で、糖質や脂肪の代謝を助けます。
また鉄の利用を高め、貧血予防の働きもありますので、貧血気味の方はしっかり摂取したいものです。
銅とは対抗的に働きます。
モリブデンを多く含む食品は、そらまめ・きな粉・小麦胚芽などの植物性食品です。
ただし、それらが生育した土壌にモリブデンがどれだけ含まれているかによって左右されます。

ヤ行

有酸素運動(ゆうさんそうんどう)

酸素をつかい体内の糖質および脂質を消費する、筋肉への負荷が比較的軽い運動です。
有酸素運動は、脂肪をエネルギー源とするため、体脂肪の減少が期待できますが、有酸素運動を開始してからエネルギー源が体脂肪に切り替わるまでには20分かかるといわれています。
脂肪の減少を目的とする場合には、長時間継続できる有酸素運動を選択することが効果的です。
エアロビクスダンス、水泳、アクアビクス、ジョギング、ウォーキング、サイクリングなどが代表例です。

湯ざましダイエット(白湯ダイエット)(ゆざましだいえっと(さゆだいえっと))

寝る前・起きた後に白湯を飲むダイエットです。白湯を飲むことで体の中から温まり、代謝が上がります。

ユビキノン(ゆびきのん)

補酵素Qともよばれる脂溶性ビタミン様作用物質です。
体内での合成量は、加齢とともに減っていきます。
レバーや牛肉、豚肉、かつお、サバ、イワシなどに多く含まれています。
ユビキノンは糖分や脂肪分がエネルギーに変換されるのを助け、心臓の機能を活性化させるのに大きな効果を発揮します。
また強い抗酸化作用があり、過酸化脂質の生成を抑えます。
動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの予防や治療に効果的で、医薬品として虚血性心疾患の治療に利用されています。

葉酸(ようさん)

水溶性ビタミンです。
葉酸は新しい赤血球を作るために必要な栄養素で、不足すると正常な赤血球が作れなくなり、悪性貧血を引き起こします。
また核酸の合成に働く酵素の補酵素として、細胞の分裂や成熟に大きな役割を果たします。
そのほか、抗体や神経細胞、神経伝達物質の合成を助ける働きもします。
不足すると、核酸やタンパク質の合成が進まないので、細胞の新生や増殖が滞ります。
人間の成長において最も細胞分裂が活発なのは胎児期ですから、この時期に葉酸が欠乏すると、脳神経に異常をきたしたり、発育に影響を及ぼします。
妊娠中、また授乳中も葉酸を意識的に摂取することが大切です。
葉酸を多く含む食品は、鶏、牛、豚のレバー・菜の花・枝豆などです。
葉酸だけでは働かないので、ビタミンB₁₂が含まれる動物性食品と一緒に摂取するのがよいでしょう。
またこの組み合わせは、肺がん予防に有効であると注目されています。

ヨウ素(ようそ)

ヨウ素は甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンのチロキシンとトリヨードチロシンをつくる材料になっています。
この甲状腺ホルモンには、細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。
甲状腺ホルモンが正常に働くと、交感神経を刺激して、タンパク質や脂質、糖質の代謝を活発にします。
また、呼吸の促進や心拍数の増加、皮膚や髪を健康に保つなどの働きもあります。
のどの甲状腺がはれる甲状腺腫は、ヨウ素の欠乏でも過剰でも起こります。
ヨウ素を多く含む食品は、昆布・わかめ・いわし・さばなどの海産物です。

ラ行

ラクチュロース(らくちゅろーす)

オリゴ糖の一種で、腸内環境を整えるビフィズス菌を増やす働きがあります。

ラクトフェリン(らくとふぇりん)

抗菌作用のある糖タンパク質です。
哺乳類の乳や、唾液、涙などに含まれます。
有害な微生物の増殖を抑制し、有用なビフィズス菌を増やす作用があります。
また、炎症の抑制、免疫力の増強などの機能もあります。
ラクトフェリンを多く含む食品は、牛乳やチーズ・ヨーグルトなどの乳製品です。

ラミニン(らみにん)

上皮組織の基底膜の糖タンパク質で、上皮細胞を結合組織に接着させる働きをします。
動脈の血管壁を強くして動脈硬化を防ぎ、血圧を下げる作用があります。
ラミニンを多く含む食品は、わかめやこんぶなどの褐藻類ですが、血圧低下の効果は1~2片摂取したくらいではあらわれません。

リグナン(りぐなん)

様々な植物の茎や根、種子などに含まれていますが、特にごまに多く含まれています。
ゴマに含まれるリグナン類はまとめてゴマリグナンと言われますが、なかでも注目されているのはセサミンです。
強力な抗酸化作用を持ち、肝臓の機能を強化し、肝臓がんの発生を抑える効果があります。
アルコールの分解をスムーズに進める効果もあります。
炒ることで、より抗酸化作用が強いセサモールが生成され、擂ることで消化も良くなりますので、ごまは炒って擂って食べるのがよいでしょう。

リグナン類(りぐなんるい)

体内で女性ホルモンに似た働きをするファイトエストロゲンの一種です。
ごまに多く含まれていて、セサミン、セサモール、セサミノールなどその種類も豊富です。
最も多く含まれているセサミンは、強力な抗酸化作用で肝臓の活性酸素をとりのぞきます。
アルコールの分解をスムーズに進め二日酔いや悪酔いを防止するので、アルコールを摂取する際は事前にごまを少し食べておくといいでしょう。
またリグナンには大腸がんや乳がんを防ぐ効果があるともいわれています。

リグニン(りぐにん)

不溶性の食物繊維です。
植物の細胞壁の構成成分のひとつです。
リグニンの重要な働きは、胆汁酸を吸着して体外に排出することです。
胆汁酸の原料はコレステロールなので、胆汁酸が排出されるとコレステロールも減少します。
また、分子が大きく大腸内で消化吸収されないため、便のかさを増やして自然な便通を促す役割もあります。
リグニンを多く含む食品は、豆・ココア・チョコレートなどです。
野菜にはあまり含まれていませんが、大根を切り干し大根にすると、ぐんと増えます。

リコピン(りこぴん)

カロテノイドの一種で、トマト、ピンクグレープフルーツ、アンズなどに含まれる赤い色素。
老化を促進するといわれる活性酸素の働きを抑える抗酸化作用をもっています。

リジン(りじん)

必須アミノ酸のひとつで、タンパク質中に2~10%含まれています。
ブドウ糖の代謝を促進して、疲れをとり集中力を高めます。
体の組織の修復、成長にも関与し、抗体、ホルモン、酵素などをつくります。
リジンを多く含む食品は、いわし・ぶり・鶏肉などです。

リゾチーム(りぞちーむ)

卵の卵白に0.3~0.4%含まれている酵素です。
強力な抗菌作用を持ち、細菌の細胞壁を溶かして殺します。
白血球の免疫力強化、炎症を起こし傷ついた組織修復の促進などの働きもあります。
風邪薬や目薬などに配合され、防腐剤としても利用されています。

リチウム(りちうむ)

自律神経や不随意神経の機能に関与するので、急性躁病の治療や、躁うつ病の再発防止に使われています。
また、白血球の増加作用や、血圧を下げる作用、生体リズムを変化させる作用もあります。
不足すると、生殖に影響が出るという報告もあります。
リチウムを多く含む食品は、まいわし・田作りなどです。

リパーゼ(りぱーぜ)

正式名は、リボタンパク分解リパーゼLPLといいます。
血液中に存在している脂肪分解酵素です。
体内にたまった中性脂肪を分解する作用により、肥満の予防に有効です。
また、血中コレステロール値を下げる効果もあります。

リバウンド(りばうんど)

ダイエットによって、減少した体重が元に戻る、または元の体重よりも増加してしまう現象のことです。

硫化アリル(りゅうかありる)

玉ねぎを切った時に出る刺激成分で、にんにくにも多く含まれています。
血液をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ働きや、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
そのため、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを防ぐ効果があります。
また、免疫力を高めてがんの発生を抑えたり、強い殺菌作用によりピロリ菌にも効力を発揮します。

硫化プロピル(りゅうかぷろぴる)

生の玉ねぎに含まれている成分です。
血液中の糖分の代謝を促進して、血糖値を下げる働きがあります。
空気にふれて酸化したり、加熱したりすると、トリスルフィドという物質に変わり、さらに長時間加熱すると、セパエンという物質になります。
こうした物質に変化することで、中性脂肪やコレステロール値を下げる働きがより強くなります。

リン(りん)

リンはカルシウムの次に体内に多く含まれるミネラルです。
体重の約1%を占めますが、そのうち80~85%がカルシウムと結合してリン酸カルシウムになり、骨や歯の主成分となります。
リンとカルシウムは1対1の割合でとるのが理想で、リンの割合が高くなると、カルシウムの吸収率が低下します。
加工食品の添加物として多用されているので、最近は過剰摂取が問題になっています。
骨や歯以外にも、リン脂質として細胞膜を構成したり、核酸やリンタンパク質として細胞を構成したりしています。
また、補酵素の構成成分としてエネルギー代謝を促したり、ATP、クレアチンリン酸としてエネルギーを貯蔵したりもします。
リンを多く含む食品は、田作り・するめ・小麦胚芽などです。

リンゴ酸(りんごさん)

リンゴの酸味の成分で、クエン酸サイクルの働きを活発にします。
疲労回復の効果が大きく、また自然治癒力を高める作用もあります。

ルチン(るちん)

水溶性のビタミン様作用物質です。
フラボノイド化合物の仲間で、ビタミンPの一種です。
毛細血管を強化するため、脳卒中や歯ぐきからの出血などの出血性疾患の予防に役立ちます。
ビタミンCの吸収を促進するので、ビタミンCと一緒に摂取すると一層効果的です。
血液の流れをスムーズにしたり、血圧を下げたりする効果があり、高血圧や心臓疾患などの血液循環にかかわる疾患に有効です。
そのほか、糖尿病や、老人性認知症にも効果があると考えられています。
ルチンを多く含む食品は、そばやトマトなどです。
水溶性なので、そばの場合はそば湯も飲むようにするといいでしょう。

レクチン(れくちん)

生物に広くみられる糖結合性たんぱく質です。
細胞膜の表面にある糖脂質や糖タンパクと結合して、細胞を活性化する作用があります。
細胞に付着した有害な細菌が増殖するのを防いだり、免疫機能を高めたりします。
また赤血球を固まらせる作用もあるので、植物性赤血球凝集祖とも呼ばれています。
レクチンを多く含む食品は、インゲン豆・大豆などの豆類やジャガイモなどです。

ロイシン(ろいしん)

必須アミノ酸のひとつです。
主に肝臓の機能を高める作用があります。
一日の必要量は必須アミノ酸の中で最大ですが、幅広い食品に含まれているため摂取しやすいです。
ロイシンを多く含む食品は、脱脂粉乳・鶏肉・豚レバー・牛レバーなどです。
過剰に摂取すると免疫機能の低下を引き起こします。

ロコモティブシンドローム/運動器症候群(ろこもてぃぶしんどろーむ うんどうきのうしょうこうぐん)

骨や関節、筋肉などの運動器が衰えて、立つ、歩くといった動作が困難になることです。
結果として要介護状態や寝たきりになることや、そのリスクを指します。

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